プロフィール
青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2007年06月11日

辺鄙でもCI



家から電車で1時間半、さらに神奈中バスに揺られて40分。
目の前に広がるは緑の山々、煌めく川面には釣り師の竿が並び、
鳶の群れが滑空、魚影の濃さを示しています。
この、およそ店があるとは思えない場所に建っているのが、
「麺工房 隠國」(めんこうぼう こもりく)。

トラックがばんばん通る道路から脇道に入り、
工場や資材置き場、お墓などがひっそり立ち並ぶ一角。
ここで、前回に引き続き、黒いTシャツに会いました。
スタッフはみな一様に黒Tシャツを着用しているんですが、
統一されたものではありません。
胸にポケットがついたタイプだったり無地だったりとバラバラ。

その中に1着、若い店員さんが着ていたのが、
背中に黄色のオリジナルロゴが入ったもの。
工事現場や踏切のような配色にセンスがあるとは思えません(失礼)。
ですが、ロゴ自体はなかなかシブい。
こんな辺鄙な場所にある店でも、きちんとロゴを作っているんですね。
そういう気持ち、とても大事だと思います。
しかし全員がビシっと揃えていたら、それはそれでこのロケーションや
ラーメンの味と違和感があるようにも思える。この息の抜け方がいいのかも。

やはり、となりのトトロが出てきそうな場所には、まっくろくろすけが似合うと。


ラーメンは、シンプルなのに美味しさのレベルが高い。
まったく飽きず、引きのあるウマさ。
手間をかけて普通を研ぎすました感じ。好きなタイプ。
ここまでの道のりを忘れさせ、思い出しても後悔させない。
「もう1杯食べちゃおうかな…」
という誘惑にかられましたが、
「いや、でも今日の目的は別の店で食べることにある!」
と、後ろ髪を抜かれる思いで店を出ました。
さて、バス停に着いて時刻表を見ると……11のオンパレード。
バスは常に1時間に1本、11分にあるだけ。

わたしは迷うことなく踵を返し、店に戻りました。
そう簡単に来れる店ではないですしね。
躊躇はしなかったものの、やはり赤面。
店員さんも少し驚いた様子でしたが、そこはさすがにプロ、
自然な対応をしてくれました。で、2杯目は100円高い塩を。
うーん、美味しいけど醤油のお代わりをすれば良かった…。
(この日のことは、次の日記に続く)  
Posted by 青木 健 at 17:08Comments(6)TrackBack(0)