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青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2007年07月12日

テーブル上の環境問題



ラーメンとは切っても切れない、割っても割れない話。

現在、日本で消費される【割り箸】の9割以上が、中国産。

コスト安により、国産で2〜5円かかるものが中国産だと1円〜50銭。
価格もさることながら、その「差」からも中国産の需要は増加、
日本の割り箸業者は軒並み廃業。1社くらいしか残っていないとか。

ところが現在中国では、数年前からの住宅建設ラッシュで木材が不足。
中国の補充としての仕入れ先・ロシアが間もなく木材に税金をかける。

中国での過当競争、価格の暴落、利益の薄い商売、職を失う人々。
それは、【日本人が「安い割り箸」を望んでいる】から。


今では中国製品の有毒物質の使用が国際問題になっていますが、少し前、
中国産の割り箸の、基準値を越える防カビ剤の使用も問題になりました。
食用ではない亜硫酸塩を使用していたりもします。
こちらは木の色をした箸を「漂白」するため。
それは、【日本人が「白い割り箸」を望んでいる】から。

「安さ」も「白さ」も、日本の業者が要求しているのだね。

人体に有害な物質によって、見た目だけ清潔に漂白される、
日本年間消費250億本の割り箸。
さすがお箸の国の人。って言葉もイヤミになっちゃう。


環境破壊という点においては賛否両論あるそうなのね。
廃材を使っているからリサイクルしてるんだーとか、
置き箸の場合、洗剤や水はどうなんだよーとかね。
比較論はおいといて、使用後の割り箸は、リサイクルのコスト、
回収率で考えると、ほとんどはゴミになってるそうです。
日本の割り箸の輸入国は、人件費・材料費の安い国、木材資源のある国へ、
転々と移っているのだが、もちろんその後に植林などしているはずもなく。

わたしは包装された野菜も買うし、遠い地域で生産された食材も買うし、
うちにコンポストはないし、合成繊維の服も着てるし、ソーラー発電もしてないし、
都民として、ふっつーの範囲でしかエコライフしてない。

出来ることだけ、っていうのは「ご都合主義」だとは思うものの、
これはもう重い腰も軽くなるっていうかね。


ということでわたし、MY箸生活者になりました。
割り箸、軽いし滑らないし好きなんだけどね。

話がこんだけ重たいと、ここまで読んでくれてる人も少ないかもしれないけど、
実はラーメン用の箸は持ってたんです。しかも3膳も。
だから元々使いたかったんだよね。上に書いたようなことはキッカケで。

・青竹天節箸 (4、5年前にラー博で買った。角張り方がお気に入り)
・ラーメン専用箸 (同じくらい前に友達がくれた。先に切り込みが入っている)
・鉄木 (てつぼく。ラーメン雑誌の付録で。「究極」という金文字入り)

これを用途に合わせて使い分けられたらな、なんて思います。

ただひとつ問題が。
ラーメンを満喫して、さあ帰ろうという時、
うっかり箸を忘れそうになるんだよね…。



写真は青竹天節箸と、西荻窪にできた「中華そば 青葉」の特製中華そば。
(この最新支店は、これまでと違う味での出店なのでした)


割り箸と環境問題について興味のある方はこちらもどうぞ。
東京大学 環境三四郎  
Posted by 青木 健 at 05:54Comments(4)TrackBack(4)