2007年09月13日
Dramaticラーメン
昨日は珍しく、外回りまくり、人と会いまくり。
午前中から築地で打ち合わせ。
11時前には終了。今からなら、どこへでも行けるぞ。
思案していると、社長さんがあるラーメン屋をオススメしてくれた。
あ、その店知ってる!
ここで少し話が飛びますが、
わたしは食べ歩きを初めてからというもの、折にふれ“特集”をしてきました。
それは進化を辿るための“老舗特集”(10軒)であったり、
違いを見極めるための“味噌特集”(23軒)であったり
魅力を探るための“つけ麺特集”(47杯/1ヶ月)であったりした。
しかし、基本を終えたわたしは、ありきたりなテーマに飽きてしまった。
どこか、まだ知らない店を知りたい。
話題の店か? 新しい店か? 違う。そんな切り口はつまらない。
この情報氾濫の時代、ネット検索すればすぐに出てくる。
手軽だが冒険がない。わたしはまるでのび太のような気持ちで悩んでいた。
挙げ句に見つけたテーマのひとつが、
「ドラマティック・ラーメン」
早い話が、ドラマのロケ地になったラーメン屋さんである。
普通のラーメン店巡りとは違い、簡単には見つからなかった。
まずネット、それから本、電話、テレビ録画、様々な手段を尽くして調べた。
わたしは時にキムタクになり、ヒガシになり、ナナコになり、ヒロスエになり、
アリサになり、フカッチャンになって食べた。マニアらしき客などまずいない。
冒頭の、オススメされた店というのは、ドラマ「ロングバケーション」で、
南(山口智子)とモモちゃん(稲森いずみ)がよく通う店として登場する。
新富町にある「中華そば 萬金」。
5年ぶりの来訪であった。
古めかしい店構え。赤いノレンにも中華そばと書いてあるが、
ハムエッグやアジフライの定食などもある。
ちょうど開店直後で、客はいなかった。老夫婦も健在。
息子夫婦?の女性が、包丁でリズムよく刻んでいるキャベツの香りが
鼻に飛んでくる。映画「タンポポ」の1シーンを思い出す。
「あれだろ、キャベツなんか機械で切ってんだろ」「愛情がねえんだよ」
スープを一口啜って、思わずため息。格別うまいからではない。
鶏ガラ、野菜、チャーシューの煮汁、化学調味料といったキーワードが
出てくるような、懐かしい味だ。麺も柔らかい。
ナルトon海苔というのはここと勝丸くらいか。
超刺激的なラーメンに冠される「ときどきたまらなく食べたくなって…」
という言葉、わたしはこういうラーメンにも同じように吸引される。
新しい・古い、複雑・単純、うまい・まずい、高い・安い、面白い・優しい
どちらも存在することが、ラーメンにとって幸せなのだ。
余談:
萬福〜共楽の前を通って銀座へ。新しい店もあるが、老舗もまだ健在である。
歩きながら共楽の中をひょいと覗き込む。
ほぼ満席。そして女性店員さんと目が合った瞬間、ニッコリと微笑まれた。
時間にして1秒もないくらいの間に。
次の目的地がラーメン屋さんでなかったら、きっと入っていただろう。
「客商売ではなく、お客様商売」という言葉が浮かんだ。
午前中から築地で打ち合わせ。
11時前には終了。今からなら、どこへでも行けるぞ。
思案していると、社長さんがあるラーメン屋をオススメしてくれた。
あ、その店知ってる!
ここで少し話が飛びますが、
わたしは食べ歩きを初めてからというもの、折にふれ“特集”をしてきました。
それは進化を辿るための“老舗特集”(10軒)であったり、
違いを見極めるための“味噌特集”(23軒)であったり
魅力を探るための“つけ麺特集”(47杯/1ヶ月)であったりした。
しかし、基本を終えたわたしは、ありきたりなテーマに飽きてしまった。
どこか、まだ知らない店を知りたい。
話題の店か? 新しい店か? 違う。そんな切り口はつまらない。
この情報氾濫の時代、ネット検索すればすぐに出てくる。
手軽だが冒険がない。わたしはまるでのび太のような気持ちで悩んでいた。
挙げ句に見つけたテーマのひとつが、
「ドラマティック・ラーメン」
早い話が、ドラマのロケ地になったラーメン屋さんである。
普通のラーメン店巡りとは違い、簡単には見つからなかった。
まずネット、それから本、電話、テレビ録画、様々な手段を尽くして調べた。
わたしは時にキムタクになり、ヒガシになり、ナナコになり、ヒロスエになり、
アリサになり、フカッチャンになって食べた。マニアらしき客などまずいない。
冒頭の、オススメされた店というのは、ドラマ「ロングバケーション」で、
南(山口智子)とモモちゃん(稲森いずみ)がよく通う店として登場する。
新富町にある「中華そば 萬金」。
5年ぶりの来訪であった。
古めかしい店構え。赤いノレンにも中華そばと書いてあるが、
ハムエッグやアジフライの定食などもある。
ちょうど開店直後で、客はいなかった。老夫婦も健在。
息子夫婦?の女性が、包丁でリズムよく刻んでいるキャベツの香りが
鼻に飛んでくる。映画「タンポポ」の1シーンを思い出す。
「あれだろ、キャベツなんか機械で切ってんだろ」「愛情がねえんだよ」
スープを一口啜って、思わずため息。格別うまいからではない。
鶏ガラ、野菜、チャーシューの煮汁、化学調味料といったキーワードが
出てくるような、懐かしい味だ。麺も柔らかい。
ナルトon海苔というのはここと勝丸くらいか。
超刺激的なラーメンに冠される「ときどきたまらなく食べたくなって…」
という言葉、わたしはこういうラーメンにも同じように吸引される。
新しい・古い、複雑・単純、うまい・まずい、高い・安い、面白い・優しい
どちらも存在することが、ラーメンにとって幸せなのだ。
余談:
萬福〜共楽の前を通って銀座へ。新しい店もあるが、老舗もまだ健在である。
歩きながら共楽の中をひょいと覗き込む。
ほぼ満席。そして女性店員さんと目が合った瞬間、ニッコリと微笑まれた。
時間にして1秒もないくらいの間に。
次の目的地がラーメン屋さんでなかったら、きっと入っていただろう。
「客商売ではなく、お客様商売」という言葉が浮かんだ。

