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青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター他。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2007年11月20日

美食星雲

「ミシュランガイド東京 2008」が、今週木曜日に発売です。
それに先駆けて掲載店が発表されました(一覧)。

なんと、二郎が三ツ星を獲得!
…といっても、「すきや橋 次郎」の小野二郎さんのことです(^-^;


●三ツ星を獲得した店がミシュランガイド最多の8店舗。
 (22カ国での三ツ星総数は68、前回のロサンゼルス版では三ツ星は0)
●日本食での三ツ星は世界初。
●星の総数でも191個で、97個のフランスを約2倍も上回る。
 (フランス版は三ツ星店の数で上回るが、東京版は「日本版」ではない)
●掲載の全150店舗がすべて星を獲得したのも世界初。
●三ツ星8店のうち5店舗が日本料理。
●小野二郎さんが世界最高齢(82歳)の三ツ星シェフとなる。


…など、発売前から世界中で話題になっているようです。
しかし、22カ国目ってのも愛国心傷つくよね。

しかし、ミシュランの総責任者に「世界一の美食の街」と評される土壌を
作り上げたのは、敗戦国となったおかげ(という言い回しは不謹慎だが)
があると思うのはわたしだけではあるまい。


「評価するのは皿の中だけ」とも「味だけで三ツ星はとれない」とも
言われるミシュランの評価基準ですが、
わたしは三ツ星どころか、すべての掲載店に行ったことがありません。
なので、イチャモンなんかつけられるはずもなし。

ま、いつか行きますよ。でも行きづらくなるでしょうね、これから。
二ツ星の格付けは「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」だが、
遠回りして行っても予約してなきゃ半年先まで入れないという(笑)

ニュースを見ていると、宮崎哲哉が来栖けいを差し置いて店主の来歴を
熱く語ったり、一時期干されていた感のある山本益博がやたら出てきたり、
取材をしている女子アナが、メイン食材でなく薬味を絶賛したりするので、
わたしは失笑しまくってますが。こうやって踊るんだろうな、みんな。


ところで、当然ながらラーメンは入っていません。
入ってもらっても困る。
ラーメン屋さんに予約しないと入れないなんて、ほんと困っちゃう。
いつの日か、「中村やessence」や「MIST」のようなラーメンレストランが
星を取ることもあるでしょう。そうあるべき。でもそれはそれ。

冒頭の「すきや橋 次郎」の小野二郎さんは、
手の感覚を守るため寝るときも常に手袋をし、味覚を鈍らせないために
味や匂いのきついものは決して食べないという。
そのストイックさによる寿司、ぜひ同じように体内バランスと味覚を
浄化させてから食したいものです。

しかしそれでも、小学4年生の時に岡野先生に買ってもらって
初めて食べた、小僧寿司のバッテラの味は忘れないでしょう。


ちなみにわたしは、自分が料理に星や点数、順位をつけるのは
好きじゃありません。線引きはありますけどね。  
Posted by 青木 健 at 11:37Comments(2)TrackBack(1)