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青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2007年12月26日

店は消えても

(前回に書いた)「芸能人とお店ネタ」といえば、
珍しくラーメン話じゃないんだけど、
笹塚に、芸能人がたくさん来ていたお好み焼き屋がある。

2000年の年賀状

北野武、松本人志、渡嘉敷勝男、リリーフランキーも。
初めて行ったのは一人暮らししてすぐだから、もう10年以上前。
この年末、その店が閉店してしまう。

初めて行った日、隣に松本人志ご一行様が来て、
彼らが帰った後、酔って「板尾さんの座布団〜」とか
やってたら店のオジちゃんから怒られたり、

バイトの女の子と、パフィーのコスプレして写真撮って、
(つまりオレ女装)その子とは十年来の親友になったり、

店の飼い犬に手を噛まれて出血したり、

翌日結婚式を控えた新郎を3時まで飲ませたり、

デビュー前の吹石一恵ちゃん(当時14歳)に会ったり、

実はお好み焼きよりもハンバーグが好きだったり、

友達が1人も来なくて4時間待たされてたら、
知らない演劇役者さんたちが仲間に入れてくれて
一緒に飲んで、その後も仲良くなったり、

お店の年賀状を作ったり、

トイレのドアを開けたら、綺麗な女性が用を足しながら
携帯で話してて驚いたり、
(見えてませんし、その子とは笑って仲良くなりましたので)

眠った友達の顔にすばらしいアート作品を描いたり、

まだ駆け出しで銀行残高73円のわたしに、
見知らぬ芸人さんがおでんとビールをご馳走してくれたり、

生前のオジちゃんに
「オレじゃ、あの子に釣り合わないかなあ」と言ったら、
「ケンちゃん、それを決めるのは相手なんじゃけ」
という言葉をもらったり、

飲み潰れて友達の家に泊めてもらった翌日は、
「福寿」で一杯食べて、駅前で珈琲を飲むのが定番だった。

そんな思い出で溢れている。

あの店が消えてしまうのか…。  
Posted by 青木 健 at 13:24Comments(0)TrackBack(0)

2007年12月26日

漫画は予言する

自宅で、スープを運ぶ途中、指にこぼしたあと
本棚にこぼしてしまい(幸い扉付きのものだったが)
食後に拭き掃除をする。…と、その本棚から、

「芸能グルメストーカー(コアマガジン刊)」が出てきた。



「かっこいいスキヤキ」や「新さん」などでお馴染み、泉昌之さんの漫画。
女性芸能人が好物だと言ったものを実際に食べに行き、
その芸能人の嗜好を知ることによって、性格から性癖まで、
魅力の本質を論破するという、すばらしく無茶でわたし好みな絵日記漫画である。
手にとってすぐに思い出した。この中に「若槻千夏」があったのだ。

まだ覚えておられるだろうか。
この事件を。

ある有名ラーメン店の方が、
「普段はブログにコメントなんて絶対しないのに、
 あればっかりは指が動きそうになりました…」
と言ったほど、一部のラーメン好きを失望させた事件である。

あの衝撃をまざまざと思い出しつつ「芸能グルメストーカー」の
若槻千夏のページを手繰る。
優香の「まるきんらーめん」、篠原涼子の「MATCH-BO」なども
かなり笑える。…いや、若槻だ若槻。
「彼女は頭は良くないが、ヒラメキと回転はいい」という前振り。
べんてんの店&つけめんレポ部分があり、いよいよ人物考察。


「だが…この高田馬場の店に なぜ若槻千夏が?」(中略)
「いつもその人の好物を食べると何らかの事実が浮かび上がってくるのに
 何も出てこないのは何故だ?」(中略)
「結論! 若槻千夏は仕事でたまたま食った『べんてん』のラーメンを
 何かの時にネタとして言った」
「たぶん『べんてん』には一回しか行ってないし、本当の好物でも
 行きつけの店でもないに違いない!!」
「この辺押さえておけばラーメンファンも納得するだろう、という
 確信犯的な思いつきだったのだろう!!」
(そして描き文字で)「だまされんぞオレは!!」


で、当のわたしはまんまと乗せられてだまされちゃったわけで、
「何かの時にネタとして」というのがつまりあのラーメン本だったわけか。

この漫画が出たのは去年の10月。問題の放送より1年近くも前。
やっぱり泉昌之さん(原作の久住昌之さん)は、さすがである。  
Posted by 青木 健 at 03:14Comments(0)TrackBack(0)