プロフィール
青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2008年02月23日

会話の素

わたしの知り合いの中で、
最も破滅的な酒の酔い方をする女性がいまして。

「わたしのこと?」と思った方も何人かいるかもしれませんが、
たぶん違います。
その方は酔った挙げ句、器物損壊、出入り禁止、喧嘩、絶縁と、
凄まじいまでのドランク・モンキーっぷりを発揮するのです。
幸いわたしはまだ遭遇してないんですが。

その人がわたしに言うのです。

「ねー、二郎Tシャツ着ててさー、
 『JIROって誰のこと? 坂上? 冠? それとも轟?』って
 聞かれちゃったらどーすんのよ」

そんなにウィットに富んだ質問をしてくる人は
今すぐにでも友達になりたいですけど、それはさておき、
そうやって質問されることこそ、わたしの望むところなんですよ。

「NO JIRO, NO LIFE.」じゃなく、「ラーメン二郎」って
書いてあれば、そのまんま何の誤解もないですよね。
でもそのTシャツは普段着として着づらい。
たぶんそれは、誰よりもお店の人が着るべきものだから。

で、「NO JIRO」を着ていても、
周囲の人間は、普通はスルーでしょうけど、
仲が良かったり、興味を持った友達とかはきっと聞いてきますよね。

「なにその“JIRO”って…」と。

「これ? ラーメン二郎のJIROだよ」

って話になると思うんですよ。
「ああ、あの二郎か」とか、
「あれって凄そうだけど、美味しいの?」
「なにそれ? どこにあんの?」なんて。

もちろん「着てる本人だけがわかってる喜び」というのが
基本にあるんですけど、
そんな風に会話になればもっと嬉しいですよ。
コミュニケーション・ツールなんて、おこがましいことは言えませんが。
今日もどこかでデビルマン。
今日もどこかで「なにその“JIRO”って…」です。

もしもどこぞの街中でそんな瞬間に出くわしちゃったら、
わたしは感動のあまりザバーって嬉ション、
もしくはそのままゴー・トゥー・ヘヴンなので、
見せないでください。  
Posted by 青木 健 at 10:11Comments(0)TrackBack(0)