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青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2008年03月07日

どこかで聞いた話

今回はあえてイニシャルトークにしてみます。
このブログに関連して、ほんとにほんとにビックリした話です。

ラーメン店主のIさんと、催事で渋谷に出店中だった福島の名店Tへ行くことに。

店の前でIさんが来るのを待っていたら、そこに超有名店の店主Cさんが
いるではないですか。
IさんとCさんは、つい先日までイベントで協力していた間柄です。
こういう時は、シャイで照れ屋で恥ずかしがり屋で人見知りで…もういいか…
…なわたしもついつい大胆に。
「あの…Cさんですよね?」
簡単に挨拶させていただきまして、CさんはTのバックヤードへ。

で、まあIさんが到着してから、我々もバックヤードにお邪魔して、
で、そのままそこで中華そばをいただくことになったんですが、
(わたしはとんだ場違いな気がしていましたが…)
Iさんがわたしの分も食券を買いに行ってくれました。
で、大御所Cさんと2人で残されたんですね。
そらもう緊張しますがな。

でもまあ、ちょっとイラストの話とかさせてもらってたんですね。
「月刊とらさん」で漫画を連載してることとか。
それを聞いたCさんが何か思い出したらしく、話し始めたんですよ…。

「さっきK軒のTさんから電話があったんだけどね、
 ラーメン店主を主人公にしたドラマを作るなら、どんな配役がいいかって、
 インターネットに書いてあるっていうんだよ。」

     …どこかで聞いた話だが。

「Tさんが誰とかで、Sちゃんは小林薫なんだってさ(笑)
 オレが…え〜っと誰だっけなあ、…あ、そうそう、小林稔侍だって!
 なんだか笑っちゃうよなァ〜!」



「………そ…それ書いたの、自分なんですが……」

「えっ!! そうなの!?」

「ハイ……自分のブログで……」  →コレです。

「なんでオレ小林稔侍!?」

「ええとー、やはり日本料理の料理長をしてらしたってことで、
 それなりに威厳がある方が演じないと…と思いまして……」

脇から汗ドッパドパでした…。
どこで誰が見て(てくれ)るかわかりませんね〜。

きけばCさん、SちゃんことKさんと「ラーメンの映画が作れたらいいね」
なんて話をしているそう。「タンポポ」以上のマニアックなやつがいいですね。
わたしが脚本書きたいな(って書いたことなんてないけど)。


で、汗を拭き拭き、ワンタンメンをいただきました。



これがバカみたいにうまい。
数日前にお弟子さんの店で食べてたんですが、
スープも麺も具も、ほんの僅かなところで、しかし確実に抜きん出ている。
この差は客の数でいうと数千人、数万人という差となって現れるのでしょう。


ところで、こういったシーンにおいてのラーメンて、
タダで、しかも先に食ってるみたいな先入観ないですか?
とんでもない。
こっちの注文も、ちゃんとお代を払って、順番に出てきました。
当たり前なんですけどね。
飲食以外でも、業界によってはそれやっちゃうとこ、結構ありますよね。
あれ、おトクなようでいて、わたしは居心地悪いんですよ。
逆に「優遇」を横目で見せられると、持たなくていいい劣等感を
煽られますしね。
ラーメン業界のキチンとした裏側が見られて良かったです。

そんな斜視な一般論は、名店Tに失礼ですけどもね。
表からは見えない、ご主人の真剣な湯切りを見ていたら、
そんなことを書きたくなりました。  
Posted by 青木 健 at 01:36Comments(2)TrackBack(1)