プロフィール
青木 健
青木 健foaf.rdf
青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2008年03月14日

携帯連載天才変態

♪ウーララ ウーララ ウーラウラで〜
♪ウララ〜 ウララ〜 ジャーングル黒ベエ
(元ネタはR30でよろしく)

はい、これだけで今回の内容がおぼろげにでも推測できた人、
あなたは相当なラーメンフリークですね。
今ラーメン好きが「うらら」と聞いて連想することはひとつ。
携帯サイト「うららの裏ラーメン」でしょうから。

昨夜は、とある打ち合わせを兼ねて、食事会となりました。
場所は中目黒のイタリアン「聖林館」。

1人はその、うららさん。そしてもう1人は…
もともとは筋金入りのラーメンマニア、現在ではラーメンコンサルタント、
そしてラーメン店「渡なべ」のご主人と、様々な顔を持つ、渡辺樹庵さん。
このお店も樹庵さんセレクトとのこと。

ちょっと早く着いてしまったので、ひとりで店内を物色。
ショップカードのレイアウト、メニュー表のかなり独特のカタカナ文字、
かつては安藤忠雄的コンクリ打ちっ放しであったろう壁のペンキ感、
どれも個性的で興味深い。わたしの妄想スイッチが入ります。

(ああまた勝手に指が文章を打ち続ける…)

ずっと、これをもっと漫画的にしたラーメン屋さんを考えていたんです。
「近未来の裏町にある、取り残された『平成』っぽい小さい店」
(それを平成の世に創るって、相当にセンスが要ると思うけどね)

「ブレードランナー」や「アキラ」「二十世紀少年」に出てくるような店。
店の常連には、やがて主人公を助けることになる、元凄腕のエージェントがいて、
いつもカウンター隅でラーメン前に腸詰めでチンタオ飲んでる感じね。
(で、その人は最後に死んじゃうわけね)
となると、味は「かづ屋」っぽい支那そばかなあ。
店主がスキンヘッドにヒゲの大男で、豚骨や家系も似合いそう。
ドラマ「HERO」の「St.George's Tavern」の田中要次さんでもいいが、
ハーレー乗ってる無口な白髪オヤジが感じ。BGMはブルース系。
で、キューティーハニーみたいな、店主の姪っ子が働いてたりすんのよ。
夜〜深夜のみの営業で、外国人もよく来る……って「設定」ね。
実際は、残業あとや2軒目として来る会社員がメインターゲット


この店がある路地も、まさにそのロケーションにふさわしく、
様々な飲食店が櫛比していてなかなか面白い。
「聖林館」も、3階まである独特な空間にたくさんのお客さんが溢れていました。
気兼ねなく大きな声で笑い合う女性グループが多かったですね。

そんな妄想タイムも束の間、3人が揃って、乾杯。
諸事情でお酒が飲めない樹庵さんがオーダーしてくれくれるのをよそに、
うららさんとわたしはイタリアンビール。

「うららの裏ラーメン」での、歯に衣着せぬ樹庵さんと違って、
とても腰の低〜い、カンジのいい人でした。
時たま質問してくるときは、チラっと鋭い面を覗かせてましたけどね!

このお店、なんとビザが2種類しかないんです。
マルガリータとマリナーラ。でもそれはコダワリの証でした。



うららさんが切り分けてくれたのですが、樹庵さんが
「その美味しい汁を零さないようにねッ!」と言っていたので、
うららさん「うううーイジメだあ〜〜」と半泣き。

食べる時もそこに気をつけ、くるっと巻いて、口に放り込みました。
ふっかふかでもっちもちで焦げ目も香ばしい生地に、ねっとりとしたチーズと、
ジュースィーな汁がソースとしてじゅわっと舌を覆います。
クセのないイタリアンビールが合いますね。小瓶なのが残念ですが。
ここではワインを飲んでくれってことでしょうか。
なにしろ樹庵さんが「僕が初めてピザを美味しいと思った店」と言うお店。
それも10年ほど前の話だそうで、以前は「サヴォイ」というお店だったとか。
カプレーゼ他、どれも食材の味が立ってて美味しいです。

「ボナセーラ!」と挨拶されることもなく(C)樹庵さんブログ、
「ピザじゃなくて、ピッツァです!」(C)サンドウィッチマン
と怒られることもなく、堪能しました。

えっ? イタリアンなんて「らしくない」って?
そんなことないですよ。
以前はベランダでバジル育てて普通に食ってましたからね。

だからメニューを見ても、
「おおおおおお! プロシュート兄貴イイイイイイイイ!」
とか、全然思ってませんでしたよ。

タコを食べながら、
「イタリア語でタコのことを『ポリポ』っていうのかあ。
 スペイン語ではたしか『プルポ』だったよな…。
 でもってあの『ポルポ』はここからのネーミングか!
 そういやタコっぽいよね。
 オレも『信頼の火』を消さないで持って帰らなくちゃなあ」
なんて、全然思ってませんでしたよ。


……本題を忘れてましたね。
「うららの裏ラーメン」で、連載させていただくことが決定しました。
樹庵さんも同サイトで「もっとここだけの話」という連載をされていますが、
ありがたいことにわたしにも白羽の矢を立てていただいた、というわけです。
詳細は、追ってお知らせします。

うららの裏ラーメン
http://mobilers.jp/noodle/
  
Posted by 青木 健 at 23:58Comments(2)TrackBack(0)