2008年04月22日
中年の冷や水
〈中村屋からの続き〉
町田には、昨年から注目の新店がいくつか出現しています。
しかしサイクラーは「そういや、ここ数年来てないや…」で「雷文」に決定。
移転してからは初訪問。
雷文へは、いつも町田駅でバスを探して辟易していたのに、
思い切って歩いてみたら、たったの片道20分。なんだよ余裕じゃん。
さて、今回のエピソードではココが重要なのですが、
新店舗は、カウンター席の後ろに、待ち席が並んでいます。
あまりスペースはないので、みんな映画館並みに遠慮しながら通るわけです。
それがなければ、この話もなかった。
さて、わたしのあとから入ってきたのが、カップル。
それも、背の高い外国人男性と、日本人の女の子。
外国人は、青い目の金髪で、UKロックっぽい、カジュアルな格好。
そして女の子が………超カワイイ!!
ちょっと見、ハーフっぽい感じで、服もセンスいい。
外国人が連れてる日本人の女なんて、●●●●と相場が決まってんだよ。
…これはわたしのたいへんミジメな過去による偏見、色眼鏡、恨み節なので、
責めないで欲しいのですが、実際のところ、そういうカップルの女の子って、
街中でビーチみたいな振る舞いするでしょ。
(Satomimさん、あなたは違いますので、誤解のなきよう…)
そして、待ち席の最前列まで来ました。
すると目の前の席が空き、わたしはカウンターの一番奥の席に通されました。
カップルは、その隣に。
わたしは塩、カップルの女の子は醤油の中盛り、カレは大盛り。
女の子が頼んであげている。
店員さんの「量多いですよ」にも、「大丈夫です!」と。元気に。
(…フンっっ、わたしはすでに2杯食ってるんザーマス!)
席に着いて注文したはいいものの、給水機は遥か入口の方にある。
席で食べている人と、待ち席に座っている人の間を、
「スイマセ〜ン…」という感じで往復しなければならない。
隣のカポーは、お冷やを取に行く気配なし。
ここで、わたしは立った。
待ち人の膝を避けながら、給水機に辿り着く。
そして…グラスを「3つ」持って席に戻って来た。
親切じゃない。自分の気持ちはわかっているんです。
ほっとしたかったんでしょう。
外国人+日本人女性のカップルに対し、
(ある事情から)「かつて憎悪に支配されていた自分」のような、
「ケッ」っていう態度をとりたくなかったんだろうね。
この蟠りを抱いたまま何もしないってことは、それとイコールなので、
そんな出過ぎた真似をしたんでしょう、きっと。
「あの時より良い人間でいなければ、あの時の自分に負けたことになる」
たかがお冷やでね。わたしはそっとグラスをすべらせ、
「良かったらどうぞ」と差し出す。
「あっ、スイマセ〜ン…」と女の子。カレも首を伸ばしてペコリとする。
「いいえ、ここ、奥ですからね」
と返事をしたものの、チラリと見た女の子の笑顔は…
…心なし、引き攣っている。
で、やはりグラスに手を付けない。
ああそうよね、突然、見知らぬ若作り中年が頼みもせんのに
お水なんか持って来たら、いくらグラスの下側を持って来たにせよ、
気持ち悪くて飲めやしませんよね…。
…わかっていたんだよ。
この「スッキリしない感じ」をこそ「得なければならなかったのだ」と。
耐えなければならなかったんだと。

ラーメン(塩)700円
思っていた以上に、舌根に複雑な旨味がズシっときます。
縮れ麺もチャーシューもうまい。シンプルに凝っている。
かつては「ラーメン狂の店」と掲げていた店だ。
入口付近で支払い。入れ替わりで人がごった返す。
その結果、名物女将に挨拶してもらえんかった。
息子さんだけが「ありがとうございましたー」と。
店を出てからも耳を峙てていたけど「いらっしゃいませ」しか聞こえんかった。
いや別に常連でもないからいいんですけど、
なんかそれが救いになるような気がしてたんですけどね…。
雨に桜も散ってますわ。
ええいこうなりゃもう1杯!
…やめとこう。それはラーメンに失礼というものだ。
町田には、昨年から注目の新店がいくつか出現しています。
しかしサイクラーは「そういや、ここ数年来てないや…」で「雷文」に決定。
移転してからは初訪問。
雷文へは、いつも町田駅でバスを探して辟易していたのに、
思い切って歩いてみたら、たったの片道20分。なんだよ余裕じゃん。
さて、今回のエピソードではココが重要なのですが、
新店舗は、カウンター席の後ろに、待ち席が並んでいます。
あまりスペースはないので、みんな映画館並みに遠慮しながら通るわけです。
それがなければ、この話もなかった。
さて、わたしのあとから入ってきたのが、カップル。
それも、背の高い外国人男性と、日本人の女の子。
外国人は、青い目の金髪で、UKロックっぽい、カジュアルな格好。
そして女の子が………超カワイイ!!
ちょっと見、ハーフっぽい感じで、服もセンスいい。
外国人が連れてる日本人の女なんて、●●●●と相場が決まってんだよ。
…これはわたしのたいへんミジメな過去による偏見、色眼鏡、恨み節なので、
責めないで欲しいのですが、実際のところ、そういうカップルの女の子って、
街中でビーチみたいな振る舞いするでしょ。
(Satomimさん、あなたは違いますので、誤解のなきよう…)
そして、待ち席の最前列まで来ました。
すると目の前の席が空き、わたしはカウンターの一番奥の席に通されました。
カップルは、その隣に。
わたしは塩、カップルの女の子は醤油の中盛り、カレは大盛り。
女の子が頼んであげている。
店員さんの「量多いですよ」にも、「大丈夫です!」と。元気に。
(…フンっっ、わたしはすでに2杯食ってるんザーマス!)
席に着いて注文したはいいものの、給水機は遥か入口の方にある。
席で食べている人と、待ち席に座っている人の間を、
「スイマセ〜ン…」という感じで往復しなければならない。
隣のカポーは、お冷やを取に行く気配なし。
ここで、わたしは立った。
待ち人の膝を避けながら、給水機に辿り着く。
そして…グラスを「3つ」持って席に戻って来た。
親切じゃない。自分の気持ちはわかっているんです。
ほっとしたかったんでしょう。
外国人+日本人女性のカップルに対し、
(ある事情から)「かつて憎悪に支配されていた自分」のような、
「ケッ」っていう態度をとりたくなかったんだろうね。
この蟠りを抱いたまま何もしないってことは、それとイコールなので、
そんな出過ぎた真似をしたんでしょう、きっと。
「あの時より良い人間でいなければ、あの時の自分に負けたことになる」
たかがお冷やでね。わたしはそっとグラスをすべらせ、
「良かったらどうぞ」と差し出す。
「あっ、スイマセ〜ン…」と女の子。カレも首を伸ばしてペコリとする。
「いいえ、ここ、奥ですからね」
と返事をしたものの、チラリと見た女の子の笑顔は…
…心なし、引き攣っている。
で、やはりグラスに手を付けない。
ああそうよね、突然、見知らぬ若作り中年が頼みもせんのに
お水なんか持って来たら、いくらグラスの下側を持って来たにせよ、
気持ち悪くて飲めやしませんよね…。
…わかっていたんだよ。
この「スッキリしない感じ」をこそ「得なければならなかったのだ」と。
耐えなければならなかったんだと。

ラーメン(塩)700円
思っていた以上に、舌根に複雑な旨味がズシっときます。
縮れ麺もチャーシューもうまい。シンプルに凝っている。
かつては「ラーメン狂の店」と掲げていた店だ。
入口付近で支払い。入れ替わりで人がごった返す。
その結果、名物女将に挨拶してもらえんかった。
息子さんだけが「ありがとうございましたー」と。
店を出てからも耳を峙てていたけど「いらっしゃいませ」しか聞こえんかった。
いや別に常連でもないからいいんですけど、
なんかそれが救いになるような気がしてたんですけどね…。
雨に桜も散ってますわ。
ええいこうなりゃもう1杯!
…やめとこう。それはラーメンに失礼というものだ。

