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青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2008年07月19日

自主帰省


この連休は帰省します。
帰省というほど大袈裟な距離じゃないんですけどね。
地元でお祭りがあるので、それに合わせて。
ということで、明日明後日は書き込めないです。すみません。

お祭りだから、遊び惚けているのか…と思いきや、
地元でも打ち合わせをすることになりました。

なんの打ち合わせかっていうと……。

★ラ部Tシャツ★」のです!!!


あー、アンタそんなことやってたっけな〜という方も
いらっしゃるかもしれません…(T∇T)

幻となった1作目から、たくさん勉強することができ、
それによって、やらねばならないことが増えました。

わたしとラーメン屋さん、双方に利益があって、
誤解なく気持ちいい関係を作り、それを保つために。
それがお客さんを喜ばせることにも直結するのだなと。

今も、わたしなり、素人なりに地道に準備をしています。

新作発売は8月中…は難しいかな。でも9月中には出します。必ず!

「愛は地球を救うTシャツ」に負けてられません!
「ラ部だって(ラ部=LOVE=愛)なんだから、地球を救いたい!」

…とにかく頑張ります。  
Posted by 青木 健 at 18:51Comments(3)TrackBack(0)

2008年07月19日

グリーーーーン

この前の日曜。
隅田川にかかる厩橋から駒形橋、そして吾妻橋へ。

ああしまった、この通りだったか…。
無意識だけど、自分から入り込んでいたのかな。
…心が哭いているよ。

人間長く生きていれば、誰にでもそういう場所があるよね。
思い出とか感傷とか、そんなレベルじゃないものが。


雑踏の中、浅草寺へお参り。凄まじい人出。

わたしは自分の傷に唐辛子を擦り込む男。
ああ…こんな気持ちなら、いっそあの店へ行こうか。
いや、やっぱりやめよう。これも一種の願掛けだ。
願いが叶うまでは暖簾を潜らないことに決めた。
って、一生行けなくなるかもしれないが。


そう決まると行動は早い。
気分を変えて、「中華そば つし馬」へ。

「小ってのも寂しいし…中にしとこう」
と思ったのも束の間、レジ横のカウンター席に座って
ふと壁を見ると…あれ?なんだこれは。


「バリ煮干しそば
 1日30食限定の高濃度煮干しそば。
 通常の中華そばの3倍もの煮干しを使用…」

限定かあ…創作系の限定にはそんなに惹かれないんだけど、
通常の3倍」というフレーズにはかなり弱い。


「やめろアムロ、君にはまだ…」「やります!」


そこへセイラさん…じゃない、店員の女性が注文を取りに来ました。
(髪はロングだけど、微妙にセイラさんカラーで)
若干、派手めというか、ケバめというか…いや、綺麗な女性なんですけどね。


「お決まりですか?」(ザクは4機です)
「あ…ちょっと待ってください」(4機も?話が違いますよ!)

しばし「事実は事実か…」と考え、

「これって、まだありますか?」(戦ってる最中に気をつけられると思うんですか?)
「ハイ、ありますよ」(あなたなら…できるわ)
「じゃあこれをひとつ」(…おだてないでください)

「お待たせいたしました」(カタパルトへ。発進、どうぞ!)
「いただきます」(いきまーす!!)


かくして運ばれて来たバリ煮干しそばは……

緑色!!!!!!!!
「ザクかッ!@ブライトさん」ってくらい、緑色!!



バリ煮干しそば700円

煮干しから出た成分なの?、表面の細かい皮の部分なの?
それが表面をびっしり覆ってて、ほんとに緑色っぽく見える。
照明とかによる目の錯覚かもしれないし、すぐ下は醤油色なんだけどね。

「濃い煮干し味」とくると、どうしても「シャキっと固めの麺」という
「伊藤」スタイルを思い浮かべてしまう。
中細の麺はとても柔らかめだが、微妙にコシはある。これも悪くない。

スープ濃度としては、早すぎた煮干しキング「大八車」の特濃にぼし麺に
及ばないが、煮干しの強さとしては余裕で勝ってると思う。
うまい。煮干し人間にはたまらんものがあります。大好きです。


それはそうと、ラーメンが運ばれて来てすぐ、
わたしは店員のお姉さんに聞いた。

「ラーメンの写真、撮らせてもらってもいいですか?」

そんな質問は滅多にないのだろうか。
お姉さんはとても驚いた顔をしたあと、相好を崩した。

「あ…ハイっ、どうぞ!」

うわあああ。素敵だあ!
予想外のことで素になった瞬間にこそ“人”が出るものです。

〈余談〉
 大学の時、新入生(女子)の身体検査のバイトで、色神検査を担当しました。
 いわゆる色盲・色弱の検査で、モザイクの中にある数字を読むやつです。
 そこでちょっとした悪戯をしていたら、ひとりひとりの本質が見えたんです。
 わたしは女性の、作りきれない表情が好きなのだね。


お姉さん、会計のときもめっちゃ笑顔で、もの凄くカワいい。
いや「ヘンなお客だな〜」と思って微笑んでたのかもしれないですけどね。

「いつでも会いに来れるから…」
気付くとセイラさんはララァになっていたのでした。

気分はこうやって変えないといけない。  
Posted by 青木 健 at 13:36Comments(4)TrackBack(1)

2008年07月19日

ラスト・シェフ

ずいぶん前のことを書いたかと思えばいきなり今日のことになったり
また戻ったりですみません。
でもこのブログを「情報」として活用している人はいないだろうなと
勝手に思ってますので、実はそんなに気にしてなかったりして。


ということで、プチ打ち上げがあった翌日の打ち合わせ。
午後3時。わたしは吉祥寺でオーレグラッセを飲んでました。

上半分がコーヒー、下半分がミルクに分離したアイスコーヒー。
名前の意味としては「グラスで出す牛乳入り」みたいなことですね。

知ってる方は知ってると思いますが、
ミルクにガムシロップを混ぜて比重を重くし、氷と一緒に入れ、
その上からスプーンを使って静かにアイスコーヒーを注ぐと
綺麗に分離できます。

これ、皆さんはどう飲みますか?
普通はストローでかき混ぜて飲みますよね?

わたしは貧乏性で欲張りなので、まずはそのまま飲みます。
ストローで甘いミルク部分を飲んで、苦いコーヒー部分を飲んで、
どちらも一緒に口に含んだり、混ざってきたのをまた飲んだりして、
そんなこんなして、半分以上飲んでからようやくかき混ぜます。

我ながら、めんどくさいヤツ。さて、それを前フリとして…


打ち合わせ後に、「きら星」に行きました。

わたしは山手線で京野ことみを見たその足で写真集を買いに行くような男。

星野さんと会った翌日に中央線に乗っていてスルーはありません。
でも木曜は定休日。しかし、今は違うのです。
「きら星」は濃厚豚骨スープに太麺、キャベツ、玉葱、カツオ餡という
独特のラーメンを提供するお店ですが、最近になって、定休日の木曜だけ
「ぶっきら星」という名前にして、博多風のラーメンを提供しているのです。

行きましたがな。でも星野さんは不在_| ̄|○

「ぶっきら星」のポップは、オリジナルロゴになっています。
元の「きら星」もそうだし、これも星野さんのお手製。やりますな〜。
…というかクリエイター泣かせですが(^-^;


らーめん650円

麺の固さ…は普通で。
博多風というには語弊アリアリマシマシな、ベッタリと超濃厚なスープ。
麺を持ち上げるとスープがなくなりそう(笑)
ゲンコツの骨感と、アタマのクリーミーさのダブルパンチ。

学生がどんどん入ってくる。しまいには10人以上にもなった。
そのほとんどは、今日が「ぶっきら星」だと知らずに来たみたい。
「なんだよ〜マジで〜!」なんて言ってるけどさ、
今までなら定休日だったんだよキミタチ。コドモは勝手だなあ〜。

替玉を注文。今度はバリカタで。


替玉100円

写真の通り、小さくカットしたチャーシューが数切れ入ってきます。
とりあえずドンブリに移しまが、混ぜません。
味が頭にあるうちに白い麺を見ていたら、そのままいきたくなったのです。
むき出された白い肌を見ていたらムラムラきたのです。
少しチャーダレのかかった麺だけを、思い切り頬張りました。

のほーー! ウマいっ!!

で、ちょっとづつスープが絡んでくるんだけど、
なにしろスープはかなり減っていて、かなり濃厚なもんだから、
ほとんど和え麺・まぜそば状態。
スープに馴染ませない方がウマいんじゃない?
ウソウソ、そりゃまあ、はじめからこの状態だったらウマく感じないかも
しれないけどね。1玉食べたあとなら、そんなんもアリですよ。
てことで、紅ショウガももう入れちゃう。ゴマも入れちゃう。
最後は豪快に混ぜてからいただきました。


おわかりですね。
さきほどのオーレグラッセと同じことをしてたわけです。

考えてみると、わたしはカレーライスでも同じことをしてます。
ルウだけ、ライスだけ、一緒に口に入れて、皿の上で軽く混ぜて、
グチャグチャにして…って、何通りも変えながら食べます。
定食だろうと焼肉だろうとカツ丼だろうと酒だろうと同じようなことをします。

そう、「口中調味」が大っ好きなんです。

「食べ手は最後の料理人(ラスト・シェフ)」っていいますからね。

…いえ、わたしが作ったんですけど……。  
Posted by 青木 健 at 02:30Comments(0)TrackBack(0)