2008年08月03日
オススメのススメ
アイバンのあと、halfapersonくんと新宿ベルクで語ってたんですが、
スイーツが好きな方々は、ほとんどの人がラーメンを食べないそうですね。
(ラーメン好きの中にはスイーツ好きが結構いますが)
彼がその理由を訊いてみたところ、
「1つの味しかしないから」「ずっと同じ味だから」
ああ、よくある理由ですね。
だからダブルテイストが有効なのだと石神さんも書いていましたっけ。
halfapersonくん曰く「だからドンブリものもダメなんじゃないかな〜?」。
なるほど。
誰もが泉昌之の漫画のような食べ方はしない。
で、この杉並区の片隅にいるラーメン好きは、
「その理由となった理由」をさらに考えてみる。
そもそも「ラーメンが好きじゃない」のだから、
「それでも年に何度か、色々な店で試している」はずもない。
つまり、長いこと食べてないはず。ここから考えられるのは…
・(現代から思えば)平板で単調、素材も手間も少ない「昔のラーメンの味」
が刷り込まれていて、それ以降、食わず嫌いになっている。
・ いわゆる「専門店」ではなく、他の料理にも使い回すスープを用いた
「中華料理店」のラーメンしか食べたことがなく、
個性の弱い、工夫の少ないものしか味わっていない。
・慣習が抜けず、初めに胡椒をかけるなどして味を塗り込めてしまっている。
などか。
わたしはどんなにありきたりなラーメンでも「ドンブリ一杯のフルコース」
のつもりで食べるから、ミクロなドラマで楽しめるけど、
そうでない人には、わかりやすさが必要かもしれない。
途中で辛味のある挽肉を入れたり、別の味のムースを加えたり、
チーズを徐々に溶かしたり、最後にフワっと柚子が効いたり…。
そんなラーメンもあるのだから。
ここでひとつ思い出話。
以前「中村屋」に行ったときのこと。わたしの前に並んでいたオジさんが、
「もう20年以上はラーメンを食べてない」という方でした。
筋金入りね。
何かのキッカケで、並んでいる間ずっと話していたんですが、
彼の息子さんが結構なラーメン好きらしく、
「ラーメンを嫌いなんて言うのは、『中村屋』を食べてからにしてくれないか」
と言われてしまい、こうして早起きして並んでいるんだとか。
それを聞いてわたしも、過度に期待を煽らないよう気をつけながら、
「知っているとより美味しく味わえるような情報」をレクチャー。
わたしより先に食べ終えて出てゆくとき、こちらに親指を立てて
「凄く美味しかったよ!」と言ったオジさん。いい顔だった。
わたし、人のそういう行動が好きなんです。
小さくてもチャレンジ。ブレイクスルー。
その人が食べたことのないラーメン(じゃなくてもいいけど)を口にして、
「これ、ラーメンなの?!」「ラーメンてこんなことになってたの!?」と、
美味しさ云々よりも、価値観を翻すような瞬間が好き。
烏滸がましくもラーメン好きとしては、その辺を促して差し上げたい。
スイーツ好きの人も満足させるラーメンとして、どこを紹介したらいいのか?
いきなり無化調は難しいかもしれない。
仕事の丁寧さとか、さり気なく凝ってるようなのは、
それなりに食べつけてる人しかわからない(経験上)。
完全に正統派でもなく、さりとてあまりインパクトが強過ぎるものでもなく…。
そうだ、最近あちこちの店が出してる「冷やしの限定」なんかは、
色々な食材やら技法やらを駆使してるし、面白がってもらえるかもしれない。
でも1日10食のみとか、ラーメンフリークにすら、ハードルが高いんだよね。
それじゃ行かねーよなあ〜(笑)
まあ、そこでしか食べられない美味しいスイーツがあればOKなのかもしれないけど、
それもなんだか悔しいし。
なにしろ無数の種類がある、現代ラーメンの数々。
その人を満足させる1杯が、そう遠くない場所にもきっとあるはず。
どうしたら興味のない人が、ラーメン屋さんに足を運んでいただけるのか。
一文の得にもならないが、そんなことばかり考えてしまう。
スイーツが好きな方々は、ほとんどの人がラーメンを食べないそうですね。
(ラーメン好きの中にはスイーツ好きが結構いますが)
彼がその理由を訊いてみたところ、
「1つの味しかしないから」「ずっと同じ味だから」
ああ、よくある理由ですね。
だからダブルテイストが有効なのだと石神さんも書いていましたっけ。
halfapersonくん曰く「だからドンブリものもダメなんじゃないかな〜?」。
なるほど。
誰もが泉昌之の漫画のような食べ方はしない。
で、この杉並区の片隅にいるラーメン好きは、
「その理由となった理由」をさらに考えてみる。
そもそも「ラーメンが好きじゃない」のだから、
「それでも年に何度か、色々な店で試している」はずもない。
つまり、長いこと食べてないはず。ここから考えられるのは…
・(現代から思えば)平板で単調、素材も手間も少ない「昔のラーメンの味」
が刷り込まれていて、それ以降、食わず嫌いになっている。
・ いわゆる「専門店」ではなく、他の料理にも使い回すスープを用いた
「中華料理店」のラーメンしか食べたことがなく、
個性の弱い、工夫の少ないものしか味わっていない。
・慣習が抜けず、初めに胡椒をかけるなどして味を塗り込めてしまっている。
などか。
わたしはどんなにありきたりなラーメンでも「ドンブリ一杯のフルコース」
のつもりで食べるから、ミクロなドラマで楽しめるけど、
そうでない人には、わかりやすさが必要かもしれない。
途中で辛味のある挽肉を入れたり、別の味のムースを加えたり、
チーズを徐々に溶かしたり、最後にフワっと柚子が効いたり…。
そんなラーメンもあるのだから。
ここでひとつ思い出話。
以前「中村屋」に行ったときのこと。わたしの前に並んでいたオジさんが、
「もう20年以上はラーメンを食べてない」という方でした。
筋金入りね。
何かのキッカケで、並んでいる間ずっと話していたんですが、
彼の息子さんが結構なラーメン好きらしく、
「ラーメンを嫌いなんて言うのは、『中村屋』を食べてからにしてくれないか」
と言われてしまい、こうして早起きして並んでいるんだとか。
それを聞いてわたしも、過度に期待を煽らないよう気をつけながら、
「知っているとより美味しく味わえるような情報」をレクチャー。
わたしより先に食べ終えて出てゆくとき、こちらに親指を立てて
「凄く美味しかったよ!」と言ったオジさん。いい顔だった。
わたし、人のそういう行動が好きなんです。
小さくてもチャレンジ。ブレイクスルー。
その人が食べたことのないラーメン(じゃなくてもいいけど)を口にして、
「これ、ラーメンなの?!」「ラーメンてこんなことになってたの!?」と、
美味しさ云々よりも、価値観を翻すような瞬間が好き。
烏滸がましくもラーメン好きとしては、その辺を促して差し上げたい。
スイーツ好きの人も満足させるラーメンとして、どこを紹介したらいいのか?
いきなり無化調は難しいかもしれない。
仕事の丁寧さとか、さり気なく凝ってるようなのは、
それなりに食べつけてる人しかわからない(経験上)。
完全に正統派でもなく、さりとてあまりインパクトが強過ぎるものでもなく…。
そうだ、最近あちこちの店が出してる「冷やしの限定」なんかは、
色々な食材やら技法やらを駆使してるし、面白がってもらえるかもしれない。
でも1日10食のみとか、ラーメンフリークにすら、ハードルが高いんだよね。
それじゃ行かねーよなあ〜(笑)
まあ、そこでしか食べられない美味しいスイーツがあればOKなのかもしれないけど、
それもなんだか悔しいし。
なにしろ無数の種類がある、現代ラーメンの数々。
その人を満足させる1杯が、そう遠くない場所にもきっとあるはず。
どうしたら興味のない人が、ラーメン屋さんに足を運んでいただけるのか。
一文の得にもならないが、そんなことばかり考えてしまう。

