2008年08月12日
限定の限定の限定
「轍」のあと、渋谷の喫茶店で、ひとりアイデア会議。
自分の意見に自分で賛同したり反駁したり。それから大井町へ。意外と近い。
創作つけ麺の店「ajito」もかなり久し振り。ちょっと迷う(笑)
ほぼピッタリ開店時刻。満席。2名待ち。
Dr. feelgoodが大音量で洩れてくる。懐かしいね〜。
夜の営業は25食(30?)のみという、基本スタンスが限定メニューな店。
しかも金曜日に限っては「PIZZA OF ajito」という別メニューの店に変貌する!
(これももう旬をだいぶ過ぎた話ですけども…)
で、今回のポイントなんですが、
ここで店頭のポップというか看板をよ〜く見ておけばよかったんです。
しかし、金曜日に来るのは初めてで、なんのこっちゃわからんかったのだ。
「えーと、ピザソバの…スタンダード(S。麺200g)をください」
ああ…素人まるだしの物言い。メニューが出て来て、
「『あとのせ』って、初めに頼んでおいた方がいいんですか?」と訊くと、
「半分くらい食べたら言ってくれれば出しますよ〜」とのこと。

ピザソバ800円
いやー、凄いね。S谷さんの「ピザ〜ら」も美味しかったけど、
あれはこう、ひとつの料理としてまとまった感があった。
でもこの本家は、なんていうんだろ。それぞれの具がガッとキャラ立ちしてるんよ。
各パーツの迫力あるぶつかり合い、鬩ぎあいが魅力。
魚粉も鼻息で飛ぶくらい盛られてるし。サラミもけっこう厚切り。
糸を引くチーズ。ザク切りのタマネギ。濃いめのソース。
一歩間違うと散漫になりそうだけど、その辺のバランスがいいってことかな。
…まいりました。
ん?…来る客、帰る客、みんななんか言ってるぞ…?
「ラウドで!」
「いや〜ヘビ−でした!」
「もう普通のには戻れないっスよ!」
「ラウド、小さいのでお願いします」
ら う ど ?
…良く見たら、食器の色も違うじゃん!
わたしのは白い皿だけど、他の人は全員ステンレスの器!
そう。本日に限っては、
「ピザソバ・ラウドポーク08 〜LOUD PORK 08」
なる、本日のみの特別限定メニューを提供していたのだ!!
25食限定で、金曜限定で、なおさら本日限定!!
皆さん、それを目指して来ていたのだ!
しかも、なぜそんなイベントをしているかというと、
「Mötley Crüe」の来日公演を(勝手に)祝って!!
それでBGMも「Mötley Crüe」か!
それで店主のTシャツまで「Mötley Crüe」かッ!!
普通イベントっていえば、「季節に合わせて」「ご愛顧に感謝して」
「○周年で」なんかが普通。
趣味全開! 時流に乗らないこの姿勢。コアファンがつくはずだよ(笑)
圧倒されながら半分以上を食べ進み、「あとのせボーノ」をお願いする、

あとのせボーノ150円
味付け挽肉と粉チーズ。美味しそうだ。どれ、よく混ぜて、と…
…あまいっス!
いや、たしかにボーノ(美味しい)なんだけど、
この日はどうも甘さに祟られてたような気がする。
ピザソバなんだから卓上のタバスコをかければ良かった!
あ〜それにしても、ちょっと後悔。
いや、ラウドを食わなかったってことじゃなくて、
今日はこれを目的で来る人ばかりだろうに、
「25食のうちの貴重な1食を、普通のオーダーにしてしまった!」
のがなんだか申し訳なくて…。
最後の1杯が食えなかった人、ゴメンよ。
もしかして、ラウドの具の仕込みが余っちゃったりしたかな〜。
う〜ん、限定道、険しい道だ…。
「ごちそうさまでした〜」
「ありがとう。気に入ったらまた来てね!」
ご主人、あんたいい人だ…。短いやり取りから素人というのを見抜いて、
そんな声をかけてくれてる。コアファンがつくはずだよ(笑)
店を出てふと見上げると、
以前来た時に道を教えてくれた隣のスナック「瞳」は、
「Green Mango」という店に変わっていた…。
それから新宿で映画。朝の回とレイトショーの「限定」上映。
(とても個人的に、だけど)これ以上の映画を観ることは二度とない。
わたしの今後の人生によっては、それが可能となるかもしれないが、
映画側として、この作品を上回ることは決してないと断言できる。
どんな演出でも脚本でも演技でも美術でも、今のところ不可能だ。
それはわたしの娯楽ではなく、わたしの人生だから。
長い長い限定の1日はこうして終わったのだった。
自分の意見に自分で賛同したり反駁したり。それから大井町へ。意外と近い。
創作つけ麺の店「ajito」もかなり久し振り。ちょっと迷う(笑)
ほぼピッタリ開店時刻。満席。2名待ち。
Dr. feelgoodが大音量で洩れてくる。懐かしいね〜。
夜の営業は25食(30?)のみという、基本スタンスが限定メニューな店。
しかも金曜日に限っては「PIZZA OF ajito」という別メニューの店に変貌する!
(これももう旬をだいぶ過ぎた話ですけども…)
で、今回のポイントなんですが、
ここで店頭のポップというか看板をよ〜く見ておけばよかったんです。
しかし、金曜日に来るのは初めてで、なんのこっちゃわからんかったのだ。
「えーと、ピザソバの…スタンダード(S。麺200g)をください」
ああ…素人まるだしの物言い。メニューが出て来て、
「『あとのせ』って、初めに頼んでおいた方がいいんですか?」と訊くと、
「半分くらい食べたら言ってくれれば出しますよ〜」とのこと。

ピザソバ800円
いやー、凄いね。S谷さんの「ピザ〜ら」も美味しかったけど、
あれはこう、ひとつの料理としてまとまった感があった。
でもこの本家は、なんていうんだろ。それぞれの具がガッとキャラ立ちしてるんよ。
各パーツの迫力あるぶつかり合い、鬩ぎあいが魅力。
魚粉も鼻息で飛ぶくらい盛られてるし。サラミもけっこう厚切り。
糸を引くチーズ。ザク切りのタマネギ。濃いめのソース。
一歩間違うと散漫になりそうだけど、その辺のバランスがいいってことかな。
…まいりました。
ん?…来る客、帰る客、みんななんか言ってるぞ…?
「ラウドで!」
「いや〜ヘビ−でした!」
「もう普通のには戻れないっスよ!」
「ラウド、小さいのでお願いします」
ら う ど ?
…良く見たら、食器の色も違うじゃん!
わたしのは白い皿だけど、他の人は全員ステンレスの器!
そう。本日に限っては、
「ピザソバ・ラウドポーク08 〜LOUD PORK 08」
なる、本日のみの特別限定メニューを提供していたのだ!!
25食限定で、金曜限定で、なおさら本日限定!!
皆さん、それを目指して来ていたのだ!
しかも、なぜそんなイベントをしているかというと、
「Mötley Crüe」の来日公演を(勝手に)祝って!!
それでBGMも「Mötley Crüe」か!
それで店主のTシャツまで「Mötley Crüe」かッ!!
普通イベントっていえば、「季節に合わせて」「ご愛顧に感謝して」
「○周年で」なんかが普通。
趣味全開! 時流に乗らないこの姿勢。コアファンがつくはずだよ(笑)
圧倒されながら半分以上を食べ進み、「あとのせボーノ」をお願いする、

あとのせボーノ150円
味付け挽肉と粉チーズ。美味しそうだ。どれ、よく混ぜて、と…
…あまいっス!
いや、たしかにボーノ(美味しい)なんだけど、
この日はどうも甘さに祟られてたような気がする。
ピザソバなんだから卓上のタバスコをかければ良かった!
あ〜それにしても、ちょっと後悔。
いや、ラウドを食わなかったってことじゃなくて、
今日はこれを目的で来る人ばかりだろうに、
「25食のうちの貴重な1食を、普通のオーダーにしてしまった!」
のがなんだか申し訳なくて…。
最後の1杯が食えなかった人、ゴメンよ。
もしかして、ラウドの具の仕込みが余っちゃったりしたかな〜。
う〜ん、限定道、険しい道だ…。
「ごちそうさまでした〜」
「ありがとう。気に入ったらまた来てね!」
ご主人、あんたいい人だ…。短いやり取りから素人というのを見抜いて、
そんな声をかけてくれてる。コアファンがつくはずだよ(笑)
店を出てふと見上げると、
以前来た時に道を教えてくれた隣のスナック「瞳」は、
「Green Mango」という店に変わっていた…。
それから新宿で映画。朝の回とレイトショーの「限定」上映。
(とても個人的に、だけど)これ以上の映画を観ることは二度とない。
わたしの今後の人生によっては、それが可能となるかもしれないが、
映画側として、この作品を上回ることは決してないと断言できる。
どんな演出でも脚本でも演技でも美術でも、今のところ不可能だ。
それはわたしの娯楽ではなく、わたしの人生だから。
長い長い限定の1日はこうして終わったのだった。
2008年08月12日
LIMIT OF ラ部
「すずらん」に続いて行く限定メニューは、
「和風つけ麺 轍」です。“轍”とくれば、
♪夢をォ〜乗せて〜走る〜う車道〜 明日〜へのうおう〜旅ィ〜
なんて歌いながら行く(30周年おめでとう!SAS「希望の轍」)。
前エントリーの「すずらん」の鶏白湯は金曜日限定でしたが、
こちらは夏季限定(のはず。いつまでかは知りません)。
こちらの限定メニューは「ミッソワーズ」。
魔法使いみたいな名前ですが、店側の解説としては、
「ヴィシソワーズ風つけめん 〜ほんのりみそ&カレー風味〜」
だそうです。ミッソ=味噌なのね(笑)

ミッソワーズ800円
これまた意表を突く綺麗なビジュアル。
真白なつけ汁にオイルの黄色が映えて、まるでデザートのようですよ。

ヨーグルトにマンゴーソース、みたいな。
……って、
どわ! また鶏だッ! しかも結構乗ってるよッ!
うぅ〜ん、美味しいんだけど、この限定連食は間違いか?

この白いつけ汁(というか、つけペースト…つけ泡…つけホイップ?)
も凄いなあ。
これ、ヴィシソワーズというより冷たいホワイトソースですよ。
フルーチェに近いふんわり感で、麺を器に入れただけでは沈まない。
箸で沈めて、かき混ぜると、今度はこれでもかと絡み付いてくる。
どのくらい固体感があるかというと、
かき混ぜてない部分のオイルが最後まで模様になってるほど。
スタイルこそつけ麺ですが、まぜ麺のような食感。
でもって、見た目と裏腹にしっかり味があります。
味噌とカレーの風味も微妙に、でもしっかりわかるくらい伝わってきます。
麺はいつもの平打ちよりも中細くらいの方がいい気がしました。
こういう感じだと、一体化させて食べさせる方が好みなので。
あとは、麺を減らしてでも、なにかひとつギミックが欲しいかな。
と、無言でつけ麺を食べていた男女の客が、ボソっと話しだした。
女「ねえ…これ、大盛り頼んだの?」
男「違うよ…」
女「多いんだけど…」
男「サービスだから…」
そう。麺の量が多いんです。300gはあるか?
だから「すずらん」でチャーシューメンなんか頼まなけりゃ…
でもね、頼んだものは残しゃしませんよ。ええ、意地でも。
具と麺をほんの少し残して食べ終え、そば湯(スープ割り)を注文。
まさかこのメニューでスープ割りができるとは思いませんでしたが。
縦長の小さな急須に入ってきます。
ずずー……むおっ! これは濃いなあ!
つけ汁に甘味があったせいか、苦いくらい。
魚介の和風出汁は、動物系と合わせるとき、これくらいじゃないと
存在感が消えてしまうんですよね。以前、自分で作ったとき思いました。
魚介出汁だけで美味しいくらいだと、簡単に動物系に負けちゃう。
ああ、久々にノーマルの中華そばが食べたい(この期に及んで、禁句)。
店員である、店主の娘さんがわたしを覚えててくれました。
良かった〜…知ってるのに黙って帰るのってなんか気まずいものね。
お腹が苦しいので、近くのコンビニでボルヴィックを。
なに? 青りんご風味? 期間限定? 限定ならば…買いましょう。

ということで、限定バトルはまだまだ続くのであった。
「和風つけ麺 轍」です。“轍”とくれば、
♪夢をォ〜乗せて〜走る〜う車道〜 明日〜へのうおう〜旅ィ〜
なんて歌いながら行く(30周年おめでとう!SAS「希望の轍」)。
前エントリーの「すずらん」の鶏白湯は金曜日限定でしたが、
こちらは夏季限定(のはず。いつまでかは知りません)。
こちらの限定メニューは「ミッソワーズ」。
魔法使いみたいな名前ですが、店側の解説としては、
「ヴィシソワーズ風つけめん 〜ほんのりみそ&カレー風味〜」
だそうです。ミッソ=味噌なのね(笑)

ミッソワーズ800円
これまた意表を突く綺麗なビジュアル。
真白なつけ汁にオイルの黄色が映えて、まるでデザートのようですよ。

ヨーグルトにマンゴーソース、みたいな。
……って、
どわ! また鶏だッ! しかも結構乗ってるよッ!
うぅ〜ん、美味しいんだけど、この限定連食は間違いか?

この白いつけ汁(というか、つけペースト…つけ泡…つけホイップ?)
も凄いなあ。
これ、ヴィシソワーズというより冷たいホワイトソースですよ。
フルーチェに近いふんわり感で、麺を器に入れただけでは沈まない。
箸で沈めて、かき混ぜると、今度はこれでもかと絡み付いてくる。
どのくらい固体感があるかというと、
かき混ぜてない部分のオイルが最後まで模様になってるほど。
スタイルこそつけ麺ですが、まぜ麺のような食感。
でもって、見た目と裏腹にしっかり味があります。
味噌とカレーの風味も微妙に、でもしっかりわかるくらい伝わってきます。
麺はいつもの平打ちよりも中細くらいの方がいい気がしました。
こういう感じだと、一体化させて食べさせる方が好みなので。
あとは、麺を減らしてでも、なにかひとつギミックが欲しいかな。
と、無言でつけ麺を食べていた男女の客が、ボソっと話しだした。
女「ねえ…これ、大盛り頼んだの?」
男「違うよ…」
女「多いんだけど…」
男「サービスだから…」
そう。麺の量が多いんです。300gはあるか?
だから「すずらん」でチャーシューメンなんか頼まなけりゃ…
でもね、頼んだものは残しゃしませんよ。ええ、意地でも。
具と麺をほんの少し残して食べ終え、そば湯(スープ割り)を注文。
まさかこのメニューでスープ割りができるとは思いませんでしたが。
縦長の小さな急須に入ってきます。
ずずー……むおっ! これは濃いなあ!
つけ汁に甘味があったせいか、苦いくらい。
魚介の和風出汁は、動物系と合わせるとき、これくらいじゃないと
存在感が消えてしまうんですよね。以前、自分で作ったとき思いました。
魚介出汁だけで美味しいくらいだと、簡単に動物系に負けちゃう。
ああ、久々にノーマルの中華そばが食べたい(この期に及んで、禁句)。
店員である、店主の娘さんがわたしを覚えててくれました。
良かった〜…知ってるのに黙って帰るのってなんか気まずいものね。
お腹が苦しいので、近くのコンビニでボルヴィックを。
なに? 青りんご風味? 期間限定? 限定ならば…買いましょう。

ということで、限定バトルはまだまだ続くのであった。

