2008年09月29日
ルーツ・上
待っていたのか、耐えていたのか、引っ張られたのか。
それともただ、偶然だったのか、または宿命だったのか。
9月12日に祖母が亡くなって僅か10日後、
祖母の死も知らないまま、その娘である母が死んだ。
農家生まれの母が手塩にかけた猫の額ほどの家庭菜園と花壇、
40年間かき混ぜ続けたぬか漬けの壷と、
片手に乗せてもまだ手の平を隠せないほど少しの、安物の化粧品と、
ブランド品など1着としてない粗末な衣服と、
家族ばかりを写していたオートフォーカスのカメラと、
ここ5〜6年ほどボランティア手品師として、老人ホーム、養護施設、
病院などを慰問した公演の記録がびっしり書き込まれたノートと、
その衣装や髪飾り、花やハンカチなどの小道具と、
BGM「オリーブの首飾り」を流すための小さなラジカセと、
50枚も買って配りまくってくれた、わたしが昔デザインしたTシャツと、
10部も買ってきた、わたしのイラストが掲載された新聞と、
母の死後、沈んだり噛み付いたり躁鬱を繰り返す三男と、
無邪気な初孫と病床の夫を抱えながら気丈に笑ってみせる長女と、
母の主治医といっていいほどの献身的介護を捧げ尽くした次男と、
すぐに母の言葉を遮っては閉口させてばかりいた頑固者の父と、
そしてなにひとつ恩返しが出来ないでいた、不甲斐ないわたしを残して。
はじめに病状の連絡を受けたのは、凪・渋谷店の1周年に向かう道でだった。
だから2007年6月15日のこと。1年3ヶ月の闘病生活だった。
おしゃれも遊びもしなかった母は、
映画も観ず、本も読まず、音楽も聴かず、酒も飲まず、カラオケもせず、
旅行にも行かず、「娯楽」という意味での趣味などひとつもなかった。
頻繁に会って出かけるような親しい友人もいなかった。
化粧品を買うくらいなら、毎日食卓を飾る花を買ってきたし、
服を買うくらいなら、日々のおかずを一皿増やすような人だった。
母の寝顔さえ、見た記憶がほとんどない。起きている母しか知らない。
子育てが済んでから母がしてきた仕事を思うと、
旅館の下働き、保母、介護士、ボランティア劇団の手品師と、
すべて人の世話をすることばかりだった。
人の世話をするのが好きだったのだ。
忌中の紙を見た出入りのガス屋さんまで
「生前、家族のことでよく話を聞いていただきましたので」と、
香典を持ってきたほどに。
母と祖母はほぼ一緒に旅立ったが、あの世で会えているだろうか。
祖母は好きなことをやり尽くし、卒寿を越えての大往生だったからいいが、
母は古稀を前にして、最後まで病気と闘い続けて旅立った。
たった10日だけど、親より先に逝かずにすんで親孝行になった。
それがせめてもの救いだろうか。
今はそんな風に全然思えないのだけど。
壮絶な生い立ちのためか人の気持ちを汲めない不器用過ぎる父と、
我儘で自分勝手な四人の子供のために、命を擦り減らしたのだろう。
天国から見守って…などとは言えない。
ただもう休んで、遊んで、笑って、眠っていて欲しい。
遺影の母は、マジックをしている。
どこからか花を出して、少女のように笑っている。
きっと、ずっと、あんな顔でいて欲しい。
26日。告別式と忌中払いが終わった。
立派で美しい戒名をいただき、骨になった母と一緒に家に帰ってきた。
親戚を送り出してから、わたしが風呂に入っていると、
せっかちな父が浴室に顔を出して、「出前、なんにすんだ」と言う。
(母がいたら「出てからにしてあげなよ」と言ってくれただろう。
本当に父にはそういう感覚がまったく欠け落ちている)
諦めているわたしは「どこでとるの」「大橋屋」「じゃあラーメン」。
大橋屋さんは昔からある蕎麦屋さん。最近実家では蕎麦というと新しい店で、
大橋屋では専ら中華を頼んでいるようだ。
でもわたしは子供の頃から大橋屋といえば中華を頼むことがほとんど。
数年前に「自分のルーツ特集」として、地元・草加で食べていた数軒を
食べ歩いたとき以来。おそらく、少なくとも物心ついてから
わたしが最初に食べたラーメンはこの店のラーメン。
この蕎麦屋、出前が異常に早い。
どんなに多く注文しても、10分以上待ったためしがない。
だから慌てて風呂を出ましたが、今回も電話してからたった6分で到着。
バイクで1〜2分としても、4分くらいですべて作って、
ラップをかけて積み込んでいる。
母はよく「電話を置いたら来ちゃうのよ」と人に言っていました。

ラーメン600円
ナルト、モモのチャーシュー、細いメンマ、ほうれん草、味玉半分(固ゆで)。
麺が、以前の細縮れから角張った少し太い麺に変わっていたものの、
いかにも昔のラーメン。特に、最初に漂う香り。
有名店でいえば、人形町の大勝軒や、阿佐ヶ谷の蓬莱軒に通じるような。

下の弟が頼んだのは味噌ラーメン。
正確には味噌タンメンというくらい野菜が入ってて、麺も量があって、
しかもピリ辛に仕上げてある。いかにも若者向き。
中学くらいからはラーメンを頼まず、こればっかり食べていた。
ラーメンを頼んだのはわたしだけだと思っていたら、
わたしと父、次男、妹の義母と、4つも来ていた。
「ああ〜、これこれ」
「そうそう、あんまり変わらないね」
「あっさりめなんですねえ」
「でも麺が変わってない?」
そう言い合いながら、わたしは思い出しました。
母が自分だけ頼まずに、「お母さんおなか減ってないから」と、
残り物を食べることが多かったのを。
今さら、いくら後悔してもどうしようもありませんが、
思い出しては悔いることばかりです。
皆さんも、ご両親を大切に。
なにも一緒に旅行に行くなんてしなくてもいいのです。
よく言う「たまの手紙や電話のひとつ」で十分だと思います。
その時がいつ来てしまうのか、誰にもわからないのですから。
それともただ、偶然だったのか、または宿命だったのか。
9月12日に祖母が亡くなって僅か10日後、
祖母の死も知らないまま、その娘である母が死んだ。
農家生まれの母が手塩にかけた猫の額ほどの家庭菜園と花壇、
40年間かき混ぜ続けたぬか漬けの壷と、
片手に乗せてもまだ手の平を隠せないほど少しの、安物の化粧品と、
ブランド品など1着としてない粗末な衣服と、
家族ばかりを写していたオートフォーカスのカメラと、
ここ5〜6年ほどボランティア手品師として、老人ホーム、養護施設、
病院などを慰問した公演の記録がびっしり書き込まれたノートと、
その衣装や髪飾り、花やハンカチなどの小道具と、
BGM「オリーブの首飾り」を流すための小さなラジカセと、
50枚も買って配りまくってくれた、わたしが昔デザインしたTシャツと、
10部も買ってきた、わたしのイラストが掲載された新聞と、
母の死後、沈んだり噛み付いたり躁鬱を繰り返す三男と、
無邪気な初孫と病床の夫を抱えながら気丈に笑ってみせる長女と、
母の主治医といっていいほどの献身的介護を捧げ尽くした次男と、
すぐに母の言葉を遮っては閉口させてばかりいた頑固者の父と、
そしてなにひとつ恩返しが出来ないでいた、不甲斐ないわたしを残して。
はじめに病状の連絡を受けたのは、凪・渋谷店の1周年に向かう道でだった。
だから2007年6月15日のこと。1年3ヶ月の闘病生活だった。
おしゃれも遊びもしなかった母は、
映画も観ず、本も読まず、音楽も聴かず、酒も飲まず、カラオケもせず、
旅行にも行かず、「娯楽」という意味での趣味などひとつもなかった。
頻繁に会って出かけるような親しい友人もいなかった。
化粧品を買うくらいなら、毎日食卓を飾る花を買ってきたし、
服を買うくらいなら、日々のおかずを一皿増やすような人だった。
母の寝顔さえ、見た記憶がほとんどない。起きている母しか知らない。
子育てが済んでから母がしてきた仕事を思うと、
旅館の下働き、保母、介護士、ボランティア劇団の手品師と、
すべて人の世話をすることばかりだった。
人の世話をするのが好きだったのだ。
忌中の紙を見た出入りのガス屋さんまで
「生前、家族のことでよく話を聞いていただきましたので」と、
香典を持ってきたほどに。
母と祖母はほぼ一緒に旅立ったが、あの世で会えているだろうか。
祖母は好きなことをやり尽くし、卒寿を越えての大往生だったからいいが、
母は古稀を前にして、最後まで病気と闘い続けて旅立った。
たった10日だけど、親より先に逝かずにすんで親孝行になった。
それがせめてもの救いだろうか。
今はそんな風に全然思えないのだけど。
壮絶な生い立ちのためか人の気持ちを汲めない不器用過ぎる父と、
我儘で自分勝手な四人の子供のために、命を擦り減らしたのだろう。
天国から見守って…などとは言えない。
ただもう休んで、遊んで、笑って、眠っていて欲しい。
遺影の母は、マジックをしている。
どこからか花を出して、少女のように笑っている。
きっと、ずっと、あんな顔でいて欲しい。
26日。告別式と忌中払いが終わった。
立派で美しい戒名をいただき、骨になった母と一緒に家に帰ってきた。
親戚を送り出してから、わたしが風呂に入っていると、
せっかちな父が浴室に顔を出して、「出前、なんにすんだ」と言う。
(母がいたら「出てからにしてあげなよ」と言ってくれただろう。
本当に父にはそういう感覚がまったく欠け落ちている)
諦めているわたしは「どこでとるの」「大橋屋」「じゃあラーメン」。
大橋屋さんは昔からある蕎麦屋さん。最近実家では蕎麦というと新しい店で、
大橋屋では専ら中華を頼んでいるようだ。
でもわたしは子供の頃から大橋屋といえば中華を頼むことがほとんど。
数年前に「自分のルーツ特集」として、地元・草加で食べていた数軒を
食べ歩いたとき以来。おそらく、少なくとも物心ついてから
わたしが最初に食べたラーメンはこの店のラーメン。
この蕎麦屋、出前が異常に早い。
どんなに多く注文しても、10分以上待ったためしがない。
だから慌てて風呂を出ましたが、今回も電話してからたった6分で到着。
バイクで1〜2分としても、4分くらいですべて作って、
ラップをかけて積み込んでいる。
母はよく「電話を置いたら来ちゃうのよ」と人に言っていました。

ラーメン600円
ナルト、モモのチャーシュー、細いメンマ、ほうれん草、味玉半分(固ゆで)。
麺が、以前の細縮れから角張った少し太い麺に変わっていたものの、
いかにも昔のラーメン。特に、最初に漂う香り。
有名店でいえば、人形町の大勝軒や、阿佐ヶ谷の蓬莱軒に通じるような。

下の弟が頼んだのは味噌ラーメン。
正確には味噌タンメンというくらい野菜が入ってて、麺も量があって、
しかもピリ辛に仕上げてある。いかにも若者向き。
中学くらいからはラーメンを頼まず、こればっかり食べていた。
ラーメンを頼んだのはわたしだけだと思っていたら、
わたしと父、次男、妹の義母と、4つも来ていた。
「ああ〜、これこれ」
「そうそう、あんまり変わらないね」
「あっさりめなんですねえ」
「でも麺が変わってない?」
そう言い合いながら、わたしは思い出しました。
母が自分だけ頼まずに、「お母さんおなか減ってないから」と、
残り物を食べることが多かったのを。
今さら、いくら後悔してもどうしようもありませんが、
思い出しては悔いることばかりです。
皆さんも、ご両親を大切に。
なにも一緒に旅行に行くなんてしなくてもいいのです。
よく言う「たまの手紙や電話のひとつ」で十分だと思います。
その時がいつ来てしまうのか、誰にもわからないのですから。
2008年09月21日
3分間走るのだぞ
9月10日。先週の水曜日。
学生時代からの親友、まっちゃんとhalfapersonくんとで、
鎌倉方面へ「ドライブ&ラーメン&スイーツ&スパ」。
年に何度もあるわけじゃないが、この3人が揃うといつもコレである。
halfapersonくんは徹夜明けらしく、バックシートで即、爆睡。
うちまで迎えにきてくれ、11時出発。13時半に到着予定だったのだが、
駐車場が見つからないわ、道が狭過ぎるわで時間を食ったので、
車は藤沢に停め、電車で移動することに。
目指すのは、「麺やBar 渦」。
フリークには言わずと知れた、元「ひなどり」。
代々木「めじろ」の息子さんである。
で、そんなこんなでバタバタしていたら、駅に着いたのが13時57分。
昼営業は14時まで。…あと……3分くらい?
ほんとにギリギリじゃないか!
このメンバ−では、わたしがラーメン隊長である。責任をもって先回りだッ!
改札を滑るように走り抜け、そこから店まで…
ダーッシュ!!
…で、滑り込む。1分前くらいか。
「……す、すいません、まだ大丈夫ですか?」
「はーい、どーぞー」
良かった〜〜!!
わたしとまっちゃんは醤油煮干し、halfapersonくんは塩煮干し。

醤油煮干しらぁめん800円
……う〜ん、美味しい。思わず黙っちゃう。
折り目正しいというのかな。脂や旨味に頼らず、とてもキリっとしてる。
揚げネギに負けないダシがしっかり感じられ、食べるほどに引き込まれる。
初訪なれど「さすがの1杯」と言わざるを得まい…。
メニュー裏にズラリと並んだあえそば系が気になりました。
厨房の片隅にあったデスソースも気になりました。
海の近くらしい、洒落た店内ですね〜。
海のない県で生まれ育った者としては、いかにもな海文化は
コンプレックスを刺激されてうっかり「ちっ」とか言いそうになるのですが、
何気なくそれが感じられたりすると素直に羨ましく思います。
店を出てからのまっちゃんの一言。
「底に沈んでたイカみたいのとか、初めから混ぜながら食えばよかった……」
そ、そうだね…。
このあと行ったかき氷屋さんの話では、夜はすっかり飲み屋と化すそうである。
だからシャッターして開店と同時に入れないと、延々待つことになるらしい。
ふ〜、昼に来れて良かったよ。
学生時代からの親友、まっちゃんとhalfapersonくんとで、
鎌倉方面へ「ドライブ&ラーメン&スイーツ&スパ」。
年に何度もあるわけじゃないが、この3人が揃うといつもコレである。
halfapersonくんは徹夜明けらしく、バックシートで即、爆睡。
うちまで迎えにきてくれ、11時出発。13時半に到着予定だったのだが、
駐車場が見つからないわ、道が狭過ぎるわで時間を食ったので、
車は藤沢に停め、電車で移動することに。
目指すのは、「麺やBar 渦」。
フリークには言わずと知れた、元「ひなどり」。
代々木「めじろ」の息子さんである。
で、そんなこんなでバタバタしていたら、駅に着いたのが13時57分。
昼営業は14時まで。…あと……3分くらい?
ほんとにギリギリじゃないか!
このメンバ−では、わたしがラーメン隊長である。責任をもって先回りだッ!
改札を滑るように走り抜け、そこから店まで…
ダーッシュ!!
…で、滑り込む。1分前くらいか。
「……す、すいません、まだ大丈夫ですか?」
「はーい、どーぞー」
良かった〜〜!!
わたしとまっちゃんは醤油煮干し、halfapersonくんは塩煮干し。

醤油煮干しらぁめん800円
……う〜ん、美味しい。思わず黙っちゃう。
折り目正しいというのかな。脂や旨味に頼らず、とてもキリっとしてる。
揚げネギに負けないダシがしっかり感じられ、食べるほどに引き込まれる。
初訪なれど「さすがの1杯」と言わざるを得まい…。
メニュー裏にズラリと並んだあえそば系が気になりました。
厨房の片隅にあったデスソースも気になりました。
海の近くらしい、洒落た店内ですね〜。
海のない県で生まれ育った者としては、いかにもな海文化は
コンプレックスを刺激されてうっかり「ちっ」とか言いそうになるのですが、
何気なくそれが感じられたりすると素直に羨ましく思います。
店を出てからのまっちゃんの一言。
「底に沈んでたイカみたいのとか、初めから混ぜながら食えばよかった……」
そ、そうだね…。
このあと行ったかき氷屋さんの話では、夜はすっかり飲み屋と化すそうである。
だからシャッターして開店と同時に入れないと、延々待つことになるらしい。
ふ〜、昼に来れて良かったよ。
2008年09月20日
ラ部モデル
予定も予想もしていないことが起こるものです。
たとえそれが自分の行動でも。
9月9日。あるTシャツの第2弾の打ち合わせで、凪@ゴールデン街へ。
また面白いモノが出来そうです。いずれここでも発表しますね。
今日は初めて(?)つけ麺を。

つけ麺
やっぱり麺の美味しさが際立ってますね〜。
チャーシューもどんどん美味しくなってる気がしますし。
はじめは生田さんがいなくて、ムタさんひとりだったんですが、
ムタさん、すっかり新宿の顔になりつつありますね。頑張ってください。
さて、思いがけないことはそのあと起こりました。
凪のあとで友人の飲み会に合流。参加してるのは彼の親しい方たち。
初対面の人が多かったとはいえ、同年代が多かったせいか、
そこまで酔ってないのに年甲斐もない騒ぎ方をしました…。
ところで、この会の会場となったお店の店員さんに、
かわいくてスタイルのいい女性がいたんですね。
なによりも、話した感じや笑顔が素敵な方でした。
友人たちは何度も来ているらしく、親しそうにしているんですが、
なにしろ酔っ払いのやることですから。品もなにもあったもんじゃない。
でもイヤな顔ひとつせず、ニッコリ接している。
遅れて行ったわたしを席に案内してくれたのもこの女性でした。
そういうところに何か感じていたのかも。
で、帰り際、わたしは思わず声をかけていました。
「ラ部のファッションモデル」として、スカウトしたのです。
ええ、ほとんどナンパですね。しかも酔っ払いの。無茶は承知です。
「…で、そのラ部のモデルになってもらえないですか…?」
「はい」
「……『はい』って、よ、よろしいんですか!?」
「いいですよ。わたしでよかったら」
「いや、でも会社としてダメとかじゃないですか?」
「いえ、平気ですよ」
「ネットに顔が出ちゃいますけど、大丈夫ですか?」
「ええ、全然構わないです」
…おぉ…これを神のタイミングと言わずして、なんと言おうか。
「NO JIRO,NOLIFE.」の時には、
「サイト作る前から商品作っちゃってどうするんですか!?」
なんてことを言われたものですが、今度は
「商品作る前からモデルをスカウトしてどうするんですか!?」
なんて言われてます。
まあ、そうでもしないと事態というのは動かないもので。
わたしはあまり、頭脳とか計算で生きられる人間じゃないので、
タイミングとかフィーリングとか「それだ!」「今だ!」と思ったら動く。
それしかないんですよね。
たとえば恋愛でも、性格がいいとか、美人だとか、働き者だとか、
どれだけ好条件があっても、自分が好きじゃなかったら、動かない。
たとえばラーメンでも、美味しいとか変わってるとか面白いとか聞いても、
自分に引っ掛かるところがないと、動かない。
だから動く時が最良のタイミングだと思っています。
まあ、それが怠ける言い訳になっていることも多いわけですが…。
戯言はさておき、
モデルの子がラ部Tシャツを着てサイトに登場するのを楽しみにしています。
…じゃなかった、楽しみにしててくださいね!
たとえそれが自分の行動でも。
9月9日。あるTシャツの第2弾の打ち合わせで、凪@ゴールデン街へ。
また面白いモノが出来そうです。いずれここでも発表しますね。
今日は初めて(?)つけ麺を。

つけ麺
やっぱり麺の美味しさが際立ってますね〜。
チャーシューもどんどん美味しくなってる気がしますし。
はじめは生田さんがいなくて、ムタさんひとりだったんですが、
ムタさん、すっかり新宿の顔になりつつありますね。頑張ってください。
さて、思いがけないことはそのあと起こりました。
凪のあとで友人の飲み会に合流。参加してるのは彼の親しい方たち。
初対面の人が多かったとはいえ、同年代が多かったせいか、
そこまで酔ってないのに年甲斐もない騒ぎ方をしました…。
ところで、この会の会場となったお店の店員さんに、
かわいくてスタイルのいい女性がいたんですね。
なによりも、話した感じや笑顔が素敵な方でした。
友人たちは何度も来ているらしく、親しそうにしているんですが、
なにしろ酔っ払いのやることですから。品もなにもあったもんじゃない。
でもイヤな顔ひとつせず、ニッコリ接している。
遅れて行ったわたしを席に案内してくれたのもこの女性でした。
そういうところに何か感じていたのかも。
で、帰り際、わたしは思わず声をかけていました。
「ラ部のファッションモデル」として、スカウトしたのです。
ええ、ほとんどナンパですね。しかも酔っ払いの。無茶は承知です。
「…で、そのラ部のモデルになってもらえないですか…?」
「はい」
「……『はい』って、よ、よろしいんですか!?」
「いいですよ。わたしでよかったら」
「いや、でも会社としてダメとかじゃないですか?」
「いえ、平気ですよ」
「ネットに顔が出ちゃいますけど、大丈夫ですか?」
「ええ、全然構わないです」
…おぉ…これを神のタイミングと言わずして、なんと言おうか。
「NO JIRO,NOLIFE.」の時には、
「サイト作る前から商品作っちゃってどうするんですか!?」
なんてことを言われたものですが、今度は
「商品作る前からモデルをスカウトしてどうするんですか!?」
なんて言われてます。
まあ、そうでもしないと事態というのは動かないもので。
わたしはあまり、頭脳とか計算で生きられる人間じゃないので、
タイミングとかフィーリングとか「それだ!」「今だ!」と思ったら動く。
それしかないんですよね。
たとえば恋愛でも、性格がいいとか、美人だとか、働き者だとか、
どれだけ好条件があっても、自分が好きじゃなかったら、動かない。
たとえばラーメンでも、美味しいとか変わってるとか面白いとか聞いても、
自分に引っ掛かるところがないと、動かない。
だから動く時が最良のタイミングだと思っています。
まあ、それが怠ける言い訳になっていることも多いわけですが…。
戯言はさておき、
モデルの子がラ部Tシャツを着てサイトに登場するのを楽しみにしています。
…じゃなかった、楽しみにしててくださいね!
2008年09月20日
乾物系
先週…朝まで飲んでた日ですね。
午後、「麺や優」との打ち合わせで、立川のラーメンスクエアに。
ここへ来るといつも「リングにかけろ!」を思い出します。
まだギリギリ常識的なボクシング漫画だった頃の、高嶺竜児の必殺技
「ブーメラン・スクエアー」です。
…言葉を覚えたキッカケというのは凄いものですね。
打ち合わせ後、せっかくなので「麺や優」でいただいていきます。
人(店員さん)が増えましたね〜。
久々に塩がいいかな…と思いましたが、限定の冷やしに変更。

鯛塩冷やし800円
あれ? なんか知ってるルックスと違う………
糸唐辛子が品切れ!
ノー!!
ワタシの美的感覚が許しません!
えーい糸唐辛子を描き足してやる!!

…それにしても、美味しいですね、この冷やし。
魚介が、ふんわり漂いうなんていうより、ズガン!と攻めてくる。
いや、「魚介」というよりはもう、
「乾物!!」
と叫びたいくらいの主張でした。
実際「うわ、すげえ、鯛!」と口からダダ洩れていましたし。
これが熱かったらダシ効き過ぎかもしれない(?)けど、冷やしだもんね。
ショッパさも同様に遠慮なくて、でも崖の上で踏みとどまっていて…
これはウマいですよ〜!
チャーシューやメンマがいらないかってくらい。
って、なきゃないで文句言うんでしょうし、
代替の案が浮かんで来ない自分が残念ですけど。
レモンを搾っても、スープがしっかりしてるからレモン味なんて感じない。
ただ爽やかになるだけ。
あ〜、限定が美味しいと、また普通のが食べたくなりましたわ。
これは夏の限定メニューで、もう終わってしまっているかもしれません。
タイミングの悪い紹介でごめんなさい。
午後、「麺や優」との打ち合わせで、立川のラーメンスクエアに。
ここへ来るといつも「リングにかけろ!」を思い出します。
まだギリギリ常識的なボクシング漫画だった頃の、高嶺竜児の必殺技
「ブーメラン・スクエアー」です。
…言葉を覚えたキッカケというのは凄いものですね。
打ち合わせ後、せっかくなので「麺や優」でいただいていきます。
人(店員さん)が増えましたね〜。
久々に塩がいいかな…と思いましたが、限定の冷やしに変更。

鯛塩冷やし800円
あれ? なんか知ってるルックスと違う………
糸唐辛子が品切れ!
ノー!!
ワタシの美的感覚が許しません!
えーい糸唐辛子を描き足してやる!!

…それにしても、美味しいですね、この冷やし。
魚介が、ふんわり漂いうなんていうより、ズガン!と攻めてくる。
いや、「魚介」というよりはもう、
「乾物!!」
と叫びたいくらいの主張でした。
実際「うわ、すげえ、鯛!」と口からダダ洩れていましたし。
これが熱かったらダシ効き過ぎかもしれない(?)けど、冷やしだもんね。
ショッパさも同様に遠慮なくて、でも崖の上で踏みとどまっていて…
これはウマいですよ〜!
チャーシューやメンマがいらないかってくらい。
って、なきゃないで文句言うんでしょうし、
代替の案が浮かんで来ない自分が残念ですけど。
レモンを搾っても、スープがしっかりしてるからレモン味なんて感じない。
ただ爽やかになるだけ。
あ〜、限定が美味しいと、また普通のが食べたくなりましたわ。
これは夏の限定メニューで、もう終わってしまっているかもしれません。
タイミングの悪い紹介でごめんなさい。
2008年09月19日
横浜地—区
9月6日のこと。
「横浜…なんとか…ツアー」。略して「Y.E.T.」が行われました。
なんとかの部分が一向に思い出せませんが。ENJOY…か?
参加者は、企画してくれた食通のT女史、とその友人男性。
わたしがお世話になってる社長さんご夫婦、とわたし、という5名。
16:00。関内駅に集合。
早めに着いてたわたしは、暑かったので缶ビールを飲んでいました。
えっ? 関内ってことは、昼に関内二郎で食ったんだろって?
その予定もありましたが、残念ながら食べられませんでした。
そしてこの後、食べないでいて良かったと思うことに…。
徒歩ではじめの店に向かいます。
←ココにあるのがわたしのBeer
16:15。「ZAIM CAFE」に到着。
高い天井、バラバラのソファ、今にも崩れそうなファンが回る。
手作りらしく雰囲気のいいカフェで、元町マダム的なグループもいれば、
外国人の家族連れもいる。ロフト的というか、ニューヨークっぽい。

ニューヨーク、行ったことないけどね。

皆さんは青リンゴ味のビール(その名もNewton!)、
わたしはエビス生ビールを飲みながら寛ぐ。
さ、ここでは何を食べるのかな? ピザみたいなもの?
置いてあった鶏肉がめっちゃ美味しそうだったけど。
「いえ、ここではこれだけです」
えっっ!? ドリンクのみ?
そう言うのがキッカケだったかのように、Tさんの企画が発表された。
卓上に示された、予定されている店のラインナップ。
その数、予備も合わせて11軒!
言わば、「中華街という街を使って、フルコースを楽しむ」
という企画なのであった。つまりここは食前酒をいただくBarなわけです。
2、3軒だと思っていたのでかなりビビる。
各店を簡単に説明してもらってから店を出て、中華街へ移動〜!

まずは点心。前菜ですね。餃子です。
17:10。わたしでもその名を知っている「山東」で水餃子に紹興酒。


水餃子(1皿10個入り)700円(×2皿)
噂には聞いていたが、これはウマいよ…。
皮がまず美味しい。厚いのに重くない。手作りのテクスチャーが素朴で優しい。
熱々の肉汁やニラの香りが 次へ次へと食欲を掻き立てる。
ここは水餃子がウリなだけに、水餃子用にココナッツ風味の特製ダレがある。
しかしT女史は店員さんを呼び、酢を持ってきてもらうと、
「酢だけでいいのです」と皆にレクチャーされた。
食べ比べてみると、確かに特製ダレは独特すぎて餃子の良さがもったいない。
最後のふたつは何もつけずにいただいた。それで充分にウマい。



水餃子以外にも色々な料理を並べる各テーブルをよそに、
我々ツワモノは、山盛り水餃子を2皿、黙々と腹に収め、
紹興酒ボトルをあっという間に飲み干した。
もう何皿か十分いけるが、そこは企画者・T女史に従う。で、次の店へ。
水餃子を食べた感じから検討した結果、「羊次朗」の羊の串焼きや、
「安記」の中華粥などはまた次回にしようということで別の店をチョイス。
続いて、肉と海鮮である。
ほぼ間を置かずに「保昌」へ。

1人分
スペアリブの特製ブラックペッパーソース煮 2300円
そのソースが濃いのに、独特で力強くサッパリしている。
ほろほろと柔らかなスペアリブ。
意地汚く、骨が透けるかというまで、豪快にしゃぶり尽くす。
1人分
中華風海鮮タコ焼き 700円(×5個)
実際入っているのはタコのみにあらず。ホタテやイカなど、
ぶりんとした海鮮が入った、1個700円もする、大きな豪華タコ焼き。
隣の席の若くて爽やかなカップルがメニューを迷っていたので、
全員でオススメしまくる。2人だとスペアリブは多いような気もするが。

ここでも紹興酒ボトルを空ける。2品も食べたので足りないくらいだ。
18:30「四五六菜館 本館」

「スウロさいかん」と読む。ここではメイン。麻婆豆腐である。
その名も、孫麻婆豆腐。
麻婆豆腐はそうやって冠に名前を入れるのがスタンダード?
陳健民さんの、陳麻婆豆腐ってのが有名よね。
てことは、「○ん麻婆豆腐」というケースのみ適用されるのか?
じゃあわたしが作ったら「健麻婆豆腐」かしら。
くだらない話はさておき、我々は2階の座敷へ通される。
女性陣のお土産
当たり前の紹興酒ボトル。ここではちょっとだけグレードの高いやつを頼んだ。
チビチビやりながら待っていると、なんと麻婆豆腐が土鍋で出てきたではないか。
もちろんここでもこれしか食べない。
1人分
孫麻婆豆腐 1500円
「保昌」でもここでも、T女史の男友達さんが、猛烈な早さで取り分ける。
実に頼もしい。
孫麻婆豆腐は、結構な辛さなのに、辛さが先に立たない。
その他の味覚が広がって、むしろ甘さがメインにさえ思える。
豆腐の火の入り方もよくて、思わず全員「おかわり〜!」
せっかくだからと違うものをオーダーしない、
なんとストイックかつ贅沢なメンバーなのでしょう…。
蓋を取りますと……
1杯目と違うーー!!
1人分
味も違うーー!!
ナッツ類や枝豆などの量が歴然と違うし、スパイスの効き方も違うようで、
2杯目の方が断然美味しかった。もしかして2杯目のサービスか?
美しい装飾と、女子十二楽坊のサイン。
店を出るとウインドウに「四五六特製そば 850円」を発見。

ロウ細工でも十分ウマそうなルックスに目が眩むも、じっと我慢の子。
気分はトランペットを見つめる黒人の少年。
店の前で配ってる甘栗をもらって耐える。
それからしばらく散策。土産物などを見て回る。
わたしは月餅や搾菜の塊を買った。
次回にしようと言っていた「羊次朗」を通り過ぎて、
←パンダまんて何だ? パンダ肉?
20:30「萬来亭」に到着。

ここではシメの麺類。焼きそばだ。さすがに紹興酒も飽きたので、青島ビール。

1人分
上海焼きそば780円(×2皿)
…ああ、凄いわ。焼きそばの概念が覆る感覚。
麺が生き生きしてるというか、焼きそば特有のベタつきとかヘタり感がないよ。
もちろん生の麺でしょうし、茹でたて焼きたてでしょうね。
食感が普通じゃないのは、工程になにかヒミツでも?
麺がこれだけウマいから、シンプルに少しの肉と青菜で炒めただけなのね。
祭りの焼きそばとはえらい違いだ。
まあ、美味過ぎるものが祭りで出てきても気分じゃないしね。
あれはあれで好きよわたしは。お祭り価格なのを除けばね。

そして、焼きそばに時間がかかりそうだったのでその前に頼んでおいた、
胡瓜と枝豆の和え物680円
これは必ずセットで食べた方がいいかも、というくらい好相性。
ポリポリパリパリして胡麻油の香り良く、焼きそばの口直しに最適。
というわけで、お食事終了。
「紅棉」でデザート、などの予定なども入っていたのだけど、
時間の都合で最後の目的地へGO!
そこは「En」というBar。

あまり洋酒を飲まないわたしは、Barの善し悪しはわからない。
唯一判断しているのは、店主の美学に満ちているかどうか(あとわたしに優しいかね)。
そういう意味では、ここは間違いなく素晴らしい店でした。
ボトルによる壁面の埋め方も徹底的だし、壁の丸みも、入口の隠し方も、
照明の落とし方も、BGMの音量も、店主の声量も、
小さなオブジェに至るまで、彼の美学が敷き詰められている。
くにさんの記事を読んで以来、バカのひとつ憶えのようにオーダーしている、
ラフロイグのソーダ割りをオーダー。う〜ん、スッキリかつスモーキー。

煙草は吸わないが、葉巻があるというので吸ってみた。
T女史の男友達さんに教えてもらう。彼はまだ30前だが、色々知っている。
いやー、ラストがこんな素敵な店だとは。
後日談:バッグがすっかり葉巻の香りになってしまい、バッグを開くたび、
軽くえずく。やっぱり煙好きにはなれないようだ…。
そんなこんなで企画は終了。
全部で6店、1人頭8000円ちょっとくらい。コストパフォーマンス高いね〜!
えっ? どうせ途中下車してシメラーメンでもしたんだろって?
いやいや、ほんとにお腹いっぱいでした(まあ、ラーメンは別腹ですが)。
「中華街では、大店はコース料理を、小さい店は売りである1品料理を頼め」
というのがセオリーだと聞いたことがあるが、わたしは断然後者を選びたい。
それに最適な企画であった。おまけに歩くことで腹がこなれるし、
途中、お土産を買ったりできました。
街を使ってのフルコース、とても楽しかったです。別の街でもできるかも?
この素晴らしい企画、「Y.E.T.」また第2弾をお願いしたい。
「Y.E.T.」の「E」がなんだったか、未だに思い出せませんが。
「横浜…なんとか…ツアー」。略して「Y.E.T.」が行われました。
なんとかの部分が一向に思い出せませんが。ENJOY…か?
参加者は、企画してくれた食通のT女史、とその友人男性。
わたしがお世話になってる社長さんご夫婦、とわたし、という5名。
16:00。関内駅に集合。
早めに着いてたわたしは、暑かったので缶ビールを飲んでいました。
えっ? 関内ってことは、昼に関内二郎で食ったんだろって?
その予定もありましたが、残念ながら食べられませんでした。
そしてこの後、食べないでいて良かったと思うことに…。
徒歩ではじめの店に向かいます。
←ココにあるのがわたしのBeer16:15。「ZAIM CAFE」に到着。
高い天井、バラバラのソファ、今にも崩れそうなファンが回る。
手作りらしく雰囲気のいいカフェで、元町マダム的なグループもいれば、
外国人の家族連れもいる。ロフト的というか、ニューヨークっぽい。

ニューヨーク、行ったことないけどね。

皆さんは青リンゴ味のビール(その名もNewton!)、
わたしはエビス生ビールを飲みながら寛ぐ。
さ、ここでは何を食べるのかな? ピザみたいなもの?
置いてあった鶏肉がめっちゃ美味しそうだったけど。
「いえ、ここではこれだけです」
えっっ!? ドリンクのみ?
そう言うのがキッカケだったかのように、Tさんの企画が発表された。
卓上に示された、予定されている店のラインナップ。
その数、予備も合わせて11軒!
言わば、「中華街という街を使って、フルコースを楽しむ」
という企画なのであった。つまりここは食前酒をいただくBarなわけです。
2、3軒だと思っていたのでかなりビビる。
各店を簡単に説明してもらってから店を出て、中華街へ移動〜!

まずは点心。前菜ですね。餃子です。
17:10。わたしでもその名を知っている「山東」で水餃子に紹興酒。


水餃子(1皿10個入り)700円(×2皿)
噂には聞いていたが、これはウマいよ…。
皮がまず美味しい。厚いのに重くない。手作りのテクスチャーが素朴で優しい。
熱々の肉汁やニラの香りが 次へ次へと食欲を掻き立てる。
ここは水餃子がウリなだけに、水餃子用にココナッツ風味の特製ダレがある。
しかしT女史は店員さんを呼び、酢を持ってきてもらうと、
「酢だけでいいのです」と皆にレクチャーされた。
食べ比べてみると、確かに特製ダレは独特すぎて餃子の良さがもったいない。
最後のふたつは何もつけずにいただいた。それで充分にウマい。



水餃子以外にも色々な料理を並べる各テーブルをよそに、
我々ツワモノは、山盛り水餃子を2皿、黙々と腹に収め、
紹興酒ボトルをあっという間に飲み干した。
もう何皿か十分いけるが、そこは企画者・T女史に従う。で、次の店へ。
水餃子を食べた感じから検討した結果、「羊次朗」の羊の串焼きや、
「安記」の中華粥などはまた次回にしようということで別の店をチョイス。
続いて、肉と海鮮である。
ほぼ間を置かずに「保昌」へ。

1人分スペアリブの特製ブラックペッパーソース煮 2300円
そのソースが濃いのに、独特で力強くサッパリしている。
ほろほろと柔らかなスペアリブ。
意地汚く、骨が透けるかというまで、豪快にしゃぶり尽くす。
1人分中華風海鮮タコ焼き 700円(×5個)
実際入っているのはタコのみにあらず。ホタテやイカなど、
ぶりんとした海鮮が入った、1個700円もする、大きな豪華タコ焼き。
隣の席の若くて爽やかなカップルがメニューを迷っていたので、
全員でオススメしまくる。2人だとスペアリブは多いような気もするが。

ここでも紹興酒ボトルを空ける。2品も食べたので足りないくらいだ。
18:30「四五六菜館 本館」

「スウロさいかん」と読む。ここではメイン。麻婆豆腐である。
その名も、孫麻婆豆腐。
麻婆豆腐はそうやって冠に名前を入れるのがスタンダード?
陳健民さんの、陳麻婆豆腐ってのが有名よね。
てことは、「○ん麻婆豆腐」というケースのみ適用されるのか?
じゃあわたしが作ったら「健麻婆豆腐」かしら。
くだらない話はさておき、我々は2階の座敷へ通される。
女性陣のお土産当たり前の紹興酒ボトル。ここではちょっとだけグレードの高いやつを頼んだ。
チビチビやりながら待っていると、なんと麻婆豆腐が土鍋で出てきたではないか。
もちろんここでもこれしか食べない。
1人分孫麻婆豆腐 1500円
「保昌」でもここでも、T女史の男友達さんが、猛烈な早さで取り分ける。
実に頼もしい。
孫麻婆豆腐は、結構な辛さなのに、辛さが先に立たない。
その他の味覚が広がって、むしろ甘さがメインにさえ思える。
豆腐の火の入り方もよくて、思わず全員「おかわり〜!」
せっかくだからと違うものをオーダーしない、
なんとストイックかつ贅沢なメンバーなのでしょう…。
蓋を取りますと……
1杯目と違うーー!!
1人分味も違うーー!!
ナッツ類や枝豆などの量が歴然と違うし、スパイスの効き方も違うようで、
2杯目の方が断然美味しかった。もしかして2杯目のサービスか?
美しい装飾と、女子十二楽坊のサイン。店を出るとウインドウに「四五六特製そば 850円」を発見。

ロウ細工でも十分ウマそうなルックスに目が眩むも、じっと我慢の子。
気分はトランペットを見つめる黒人の少年。
店の前で配ってる甘栗をもらって耐える。
それからしばらく散策。土産物などを見て回る。
わたしは月餅や搾菜の塊を買った。
次回にしようと言っていた「羊次朗」を通り過ぎて、
←パンダまんて何だ? パンダ肉?20:30「萬来亭」に到着。

ここではシメの麺類。焼きそばだ。さすがに紹興酒も飽きたので、青島ビール。

1人分上海焼きそば780円(×2皿)
…ああ、凄いわ。焼きそばの概念が覆る感覚。
麺が生き生きしてるというか、焼きそば特有のベタつきとかヘタり感がないよ。
もちろん生の麺でしょうし、茹でたて焼きたてでしょうね。
食感が普通じゃないのは、工程になにかヒミツでも?
麺がこれだけウマいから、シンプルに少しの肉と青菜で炒めただけなのね。
祭りの焼きそばとはえらい違いだ。
まあ、美味過ぎるものが祭りで出てきても気分じゃないしね。
あれはあれで好きよわたしは。お祭り価格なのを除けばね。

そして、焼きそばに時間がかかりそうだったのでその前に頼んでおいた、
胡瓜と枝豆の和え物680円
これは必ずセットで食べた方がいいかも、というくらい好相性。
ポリポリパリパリして胡麻油の香り良く、焼きそばの口直しに最適。
というわけで、お食事終了。
「紅棉」でデザート、などの予定なども入っていたのだけど、
時間の都合で最後の目的地へGO!
そこは「En」というBar。

あまり洋酒を飲まないわたしは、Barの善し悪しはわからない。
唯一判断しているのは、店主の美学に満ちているかどうか(あとわたしに優しいかね)。
そういう意味では、ここは間違いなく素晴らしい店でした。
ボトルによる壁面の埋め方も徹底的だし、壁の丸みも、入口の隠し方も、
照明の落とし方も、BGMの音量も、店主の声量も、
小さなオブジェに至るまで、彼の美学が敷き詰められている。
くにさんの記事を読んで以来、バカのひとつ憶えのようにオーダーしている、
ラフロイグのソーダ割りをオーダー。う〜ん、スッキリかつスモーキー。

煙草は吸わないが、葉巻があるというので吸ってみた。
T女史の男友達さんに教えてもらう。彼はまだ30前だが、色々知っている。
いやー、ラストがこんな素敵な店だとは。
後日談:バッグがすっかり葉巻の香りになってしまい、バッグを開くたび、
軽くえずく。やっぱり煙好きにはなれないようだ…。
そんなこんなで企画は終了。
全部で6店、1人頭8000円ちょっとくらい。コストパフォーマンス高いね〜!
えっ? どうせ途中下車してシメラーメンでもしたんだろって?
いやいや、ほんとにお腹いっぱいでした(まあ、ラーメンは別腹ですが)。
「中華街では、大店はコース料理を、小さい店は売りである1品料理を頼め」
というのがセオリーだと聞いたことがあるが、わたしは断然後者を選びたい。
それに最適な企画であった。おまけに歩くことで腹がこなれるし、
途中、お土産を買ったりできました。
街を使ってのフルコース、とても楽しかったです。別の街でもできるかも?
この素晴らしい企画、「Y.E.T.」また第2弾をお願いしたい。
「Y.E.T.」の「E」がなんだったか、未だに思い出せませんが。
2008年09月18日
ラ部&ピース

〈現在のうちのデスクトップ〉
もう1週間以上も書いてなかったのですね。
チェックしていただいている皆さん、すみません。
忙しいという言葉では片付けられない事情が様々ありまして。
ジョジョ的に言うなら
「『ぬきさしならない状況』というのも、人生の過程では存在するッ!」
(@55巻)…というところでしょうか。
年をとると、1日1日が早いですね。
ジャンプの発売やドリフの放映が待ちきれなかった感覚が懐かしい。
今日は、(ここにも何度か書いていますが、また改めて)
「ラ部」というものを振り返り、その思いについて記しておきたいと思います。
ひと昔前、ラーメン仲間などひとりとしていない時代。
「わたしにとってラーメンてなんだろう?」と考えていました。
「趣味」というほど軽くなく、「人生」といえるほど重くない。
毎日ラーメンのことを考えるけど、毎日食べているわけではない。
実践が基本だけど、学問的側面もある。
遠征があって、挑戦があって、もちろん仕事が優先で…
…ああ「部活」なんだ、と思ったとき、実にしっくりきたのです。
同じような気持ちの人は数多いことでしょう。
そんな風に思っていたある日のこと。
今はなき杉浦日向子さんの著書「ソバ屋で憩う」を読み、
ソバ好き連=「ソ連」に触発され、ラーメンを愛する部=「ラ部」
が誕生しました。
※「連」というのは、江戸時代に、職業身分年齢性別のすべてを越えて
成り立つ、同好の士の集まり。だそうです。
そんな「ラ部=ラーメン部」の産声がおよそ10年前。
それから2年くらいかけてほぼ現在と同じ完成形となり、
ほぼ同時期に、食べ歩きのメモがスタートしています。
徐々に人に話し始めると、みんなが「ラ部に入れて!」と言い出しました。
でもわたしの気持ちは、正直「キョトン」。
だって、自分自身のために作ったものですからね。
「まさかキミたちコレに従う気あんの…?」ってことです。
食べ方とか礼儀作法とか、そんなもん人に決められたかねえよ、
…って人も多いよね?
自分はそういうのを面白がる人間でして、存在してないから作ったまで。
わたしだってそんなの指図したかないけど、一生懸命考えたものだから、
入部したのに守られなかったらただのストレス。
先述の「ソ連」も、杉浦さんの圧倒的に深いソバ好き世界に満ちていて、
たとえ作法的なことが書いてあっても、それはみんなが美味しく食べるため、
楽しく過ごすため。「気持ち先行」の文章なのです。
杉浦さんの本を読んだことのある人ならわかると思いますが、
その思いやりの目線や豊かな表現に凄く共感したんですよね。
食べる量の基準として定めたノルマは、年にたった50杯。週1です。
ラ部は、そこも倣っています。
他にも、故・武内伸さんの言葉(もしかすると別の方だったかも?)
「ラーメンにも、華道や茶道のような“道”が必要ではないか」
も、この発想を支えてくれた気がします。
ラ部の部則はたくさんありますが、ラーメン好きからすれば、
ユルかったり、常識的なことがほとんどで、
むしろラーメンに限らないことの方が多いくらい。
しかし一般の方は「週に最低1杯」も「月に1度は新店を」も、
とても守る気にならないでしょう。だから解放しなかった。
わたしは「ラ部」を制定してから、1度も戒律を破っていません。
(それくらいユルいってことかも…)
で、それから月日が経ち、
もっと広い意味にすればいいんだろうな、と思ったんです。
「あなたの中のラ部」で書いたように、ね。
たとえば、「ロック」って、ロックンロールという音楽ジャンルを越えて、
ファッションだったり、生き様だったり、思想だったりする。
「おまえ、そっちを選ぶのはロックじゃねえよ」みたいに。
そんな風に「ラ部」を認識してもらってもいいのかなと。
つまり、ラ部というのは「概念」なのですね。
(…映画「UDON」でも同じようなこと言ってましたが)
夜の「かづ屋」で、それまで面識のなかった大崎裕史さんに出くわし、
いきなりラ部のしおりをお渡ししたこともあります。
「かづ屋」が一時期やっていた深夜営業「哲」オープン日でのことだから、
2005年の6月ですね。
アイテムとしてTシャツが出現するのは、
これまた仕事でもなんでもなくて、2002年にラーメンの絵を描いたとき。
約半年かけて19軒のラーメンを作り終わったとき、思ったんです。
「これ、Tシャツにして着たい…」と。
それを友人がアイロンプリントしてくれ、一緒に撮影してみたり、
他の友人の紹介から、僅かながら商売をしてみたりもして…。
様々な紆余曲折を経て、凪の1周年記念Tシャツに辿り着きます。
それからあとは、皆さんご存知の通り。
ラ部の道程は、様々な協力・応援と、様々な失敗・教訓に満ちているのです。
以上「ホワイトアルバム・その6」の気分にて。9/18。
2008年09月11日
環七に散る!
朝7時、快晴、通勤客。
さ、飲み会もこれで解散……とはいかない。
どういうわけか「辛いもの食べない?」ということになり、
探した結果、「味噌一」に決定。

陽光は煌めき、花は咲き誇り、制服の女子高生がひらひらと行き過ぎる。
そんな中、酒臭い男3人がのろのろとラーメン屋を目指す…。
「味噌一」@高円寺。
ここが本店。前に来たときは「抱瓶」で飲んだあとだったな。
ノーマルの味噌一に始まり、辛さの順に、ピリ辛、火吹き、爆発がある。

爆発(太麺)870円
「激辛が食べたいね」と、確かに言ってはいたが、
3人が3人とも、一番辛い「爆発」を頼むことはないだろうに…。

朝、男3人で、激辛ラーメン。ヘンだ、ヘン過ぎだ。
爆発は、以前に荻窪店で食べたことがある。この色…どこかで…
「赤いモビルスーツ? シャアか? シャアじゃないのか?」
(ここで、ラーメンの湯気がスローモーションに)
やっぱり、ピリ辛の「3倍」はあるはず…。
シャアがわたしに囁きかける。
「見せてもらおうか…激辛の地獄巡りの、成果とやらを!」
一口めでもう爆発である。
味噌ダレは確か「とうげん(字は忘れ)」とかいうオリジナルであるが、
辛味はほとんど唐辛子。粉でなく粒だから、直接刺しまくる。
「どうだ!」
まだまだー。
「…バカな!? 直撃のはずだ!」
激しく痛い。味より歯応えより痛い。
啜っても、咀嚼しても痛いが、とくに嚥下(飲み込み)時の痛さは尋常でない。
刺激だけでいえば「北極」よりキツいんじゃないか?
やっぱりピリ辛くらいが正解か…。
「認めたくないものだな…自分自身の…若さゆえの過ちというものを…」
いや、相手がラーメンならブレアのソースじゃないんだ、僕だって!
ううっ…しかしこれは痛い…なんでこんなに痛いんだ…何故だ!
「坊やだからさ…」
ぬうう、負けてたまるか。わたしはスープもガシガシゆく。
「わたしにプレッシャーを与える食べ手とは…一体?」
コーンや卵麺の甘さが慰めにならないほどに攻撃が激しさを増すが、
やがて頭がおかしくなってくる。
食うぞ…食うぞ…食うぞおおぉぉぉ!
「ええいっ! 激辛好きの客は化け物か!」
麺がなくなり、スープの湖からコーンを拾い上げる段になって、
ようやく「辛さの向こう側」が見えてきた。
しかしそれでもまだ砲撃が止まないのが、今回のキビしいところ。
こちらも怯まず、迎撃する。
「この時点での攻撃は古今例がない!」
そうだ、麺だけで済ませると思うなよ。
白いシャツ、血…じゃない汁に染めて。
かくして、汁完。

食い尽くされたシャアは呟いた。
「さらにできるようになったな、青木 健!」
そのとき、黒い服を来た店長さんがわたしを見て呟いた。
「あの客、間違いなくニュータイプだ…オルテガ!マッS」
呟かない。
お二人は顔が真っ赤だったが、わたしは顔面蒼白だったらしい。
激辛ラーメンを食べると、呼吸が荒くなって酸欠になるからね。
手が震えることさえある。
激辛ラーメンに臨むコンディションとしては最悪だったが、
シャアのお陰で一気にニュータイプへと覚醒、酒が抜けた。
青梅街道方面へゆくお二人と別れ、わたしは高円寺駅へ。
荻窪からバスで帰宅だ。
「…僕には帰れるバスがあるんだ…こんなに嬉しいことはない」
早く眠ろう…。
シャアを食ってしまった以上、翌日のトイレは「百式」との戦いである。
深くは書くまい。書くまい。
さ、飲み会もこれで解散……とはいかない。
どういうわけか「辛いもの食べない?」ということになり、
探した結果、「味噌一」に決定。

陽光は煌めき、花は咲き誇り、制服の女子高生がひらひらと行き過ぎる。
そんな中、酒臭い男3人がのろのろとラーメン屋を目指す…。
「味噌一」@高円寺。
ここが本店。前に来たときは「抱瓶」で飲んだあとだったな。
ノーマルの味噌一に始まり、辛さの順に、ピリ辛、火吹き、爆発がある。

爆発(太麺)870円
「激辛が食べたいね」と、確かに言ってはいたが、
3人が3人とも、一番辛い「爆発」を頼むことはないだろうに…。

朝、男3人で、激辛ラーメン。ヘンだ、ヘン過ぎだ。
爆発は、以前に荻窪店で食べたことがある。この色…どこかで…
「赤いモビルスーツ? シャアか? シャアじゃないのか?」
(ここで、ラーメンの湯気がスローモーションに)
やっぱり、ピリ辛の「3倍」はあるはず…。
シャアがわたしに囁きかける。
「見せてもらおうか…激辛の地獄巡りの、成果とやらを!」
一口めでもう爆発である。
味噌ダレは確か「とうげん(字は忘れ)」とかいうオリジナルであるが、
辛味はほとんど唐辛子。粉でなく粒だから、直接刺しまくる。
「どうだ!」
まだまだー。
「…バカな!? 直撃のはずだ!」
激しく痛い。味より歯応えより痛い。
啜っても、咀嚼しても痛いが、とくに嚥下(飲み込み)時の痛さは尋常でない。
刺激だけでいえば「北極」よりキツいんじゃないか?
やっぱりピリ辛くらいが正解か…。
「認めたくないものだな…自分自身の…若さゆえの過ちというものを…」
いや、相手がラーメンならブレアのソースじゃないんだ、僕だって!
ううっ…しかしこれは痛い…なんでこんなに痛いんだ…何故だ!
「坊やだからさ…」
ぬうう、負けてたまるか。わたしはスープもガシガシゆく。
「わたしにプレッシャーを与える食べ手とは…一体?」
コーンや卵麺の甘さが慰めにならないほどに攻撃が激しさを増すが、
やがて頭がおかしくなってくる。
食うぞ…食うぞ…食うぞおおぉぉぉ!
「ええいっ! 激辛好きの客は化け物か!」
麺がなくなり、スープの湖からコーンを拾い上げる段になって、
ようやく「辛さの向こう側」が見えてきた。
しかしそれでもまだ砲撃が止まないのが、今回のキビしいところ。
こちらも怯まず、迎撃する。
「この時点での攻撃は古今例がない!」
そうだ、麺だけで済ませると思うなよ。
白いシャツ、血…じゃない汁に染めて。
かくして、汁完。

食い尽くされたシャアは呟いた。
「さらにできるようになったな、青木 健!」
そのとき、黒い服を来た店長さんがわたしを見て呟いた。
「あの客、間違いなくニュータイプだ…オルテガ!マッS」
呟かない。
お二人は顔が真っ赤だったが、わたしは顔面蒼白だったらしい。
激辛ラーメンを食べると、呼吸が荒くなって酸欠になるからね。
手が震えることさえある。
激辛ラーメンに臨むコンディションとしては最悪だったが、
シャアのお陰で一気にニュータイプへと覚醒、酒が抜けた。
青梅街道方面へゆくお二人と別れ、わたしは高円寺駅へ。
荻窪からバスで帰宅だ。
「…僕には帰れるバスがあるんだ…こんなに嬉しいことはない」
早く眠ろう…。
シャアを食ってしまった以上、翌日のトイレは「百式」との戦いである。
深くは書くまい。書くまい。
2008年09月11日
高円寺突入
先日のこと。当初は夜中からある飲み屋に伺う予定になっていました。
でもスタートの2時間前、そのお店が臨時休業との連絡。
企画は残念ながら中止に。
しかし参加メンバーのひとり、ここにもよく登場するお店のご主人から、
「飲むと決めたら飲みたい男のぼくは、これから飲みにいきます。
もしよかったら、一緒にどうです?」とメールが。
新しいメンツ・某家系ラーメンのご主人を加え、2人で飲むらしい。
わたしだってすっかり“ビール喉”(ビール以外受け付けない喉)
になっている。
しかし時間はすでに0:20。…び、微妙……。
とりあえずまた着替えて、メールをやり取り。
店は決まったらしい。そして、朝まで飲むらしい……。
よし、と。
タクって高円寺へ。大気の摩擦熱で焼け死ぬこともなく、無事に到着。
店に入ると驚くお二人。
「来ちゃった!」
電車がなくなった時刻に、行くと知らせずに行くのは、
「付き合いはじめの彼女」の駆けつけ作法だ。
わたしは、昔Sさんという人と登山の約束をしたが、前日にしこたま酒を飲み、
「朝、起こしてやるからさ」という友人の甘言に乗り、その友人宅に宿泊し、
友人はわたしよりも爆睡し、まんまと大遅刻……にも関わらず、
Sさんを追って中央線に飛び乗り、素人なのに1人で天狗岳に登り、
夜、テントの中のSさんに「遅くなりました!」と言って合流した男。
そこで行かないということは、「遅刻したのはコイツ(友人)のせいだ」
って、責任転嫁してるのに他ならないですからね。
友人が酒に誘おうが寝ていようが、飲んで眠ったのは自分なのだから。
誘った方も後味悪いだろうし。
ラーメン屋さんお二人の顔が、テントの中で驚いていたSさんとダブる。
お二人とは、外でお会いするのは初。
料理もおいしくて雰囲気もいい居酒屋だったが、そこは2時で閉店。
日本のインド・高円寺にあるアフリカンなお店で、朝まで飲みました。
かなりマニアックな話をしていたような気がしますが、記憶は朧げ。
でもとても楽しかった。
朝といっても4時とかではなく、すでに7時。
カラスの群れさえ、もういないのでした。
ラーメンが出てこないですが、長くなるので一旦エントリーをわけます。
でもスタートの2時間前、そのお店が臨時休業との連絡。
企画は残念ながら中止に。
しかし参加メンバーのひとり、ここにもよく登場するお店のご主人から、
「飲むと決めたら飲みたい男のぼくは、これから飲みにいきます。
もしよかったら、一緒にどうです?」とメールが。
新しいメンツ・某家系ラーメンのご主人を加え、2人で飲むらしい。
わたしだってすっかり“ビール喉”(ビール以外受け付けない喉)
になっている。
しかし時間はすでに0:20。…び、微妙……。
とりあえずまた着替えて、メールをやり取り。
店は決まったらしい。そして、朝まで飲むらしい……。
よし、と。
タクって高円寺へ。大気の摩擦熱で焼け死ぬこともなく、無事に到着。
店に入ると驚くお二人。
「来ちゃった!」
電車がなくなった時刻に、行くと知らせずに行くのは、
「付き合いはじめの彼女」の駆けつけ作法だ。
わたしは、昔Sさんという人と登山の約束をしたが、前日にしこたま酒を飲み、
「朝、起こしてやるからさ」という友人の甘言に乗り、その友人宅に宿泊し、
友人はわたしよりも爆睡し、まんまと大遅刻……にも関わらず、
Sさんを追って中央線に飛び乗り、素人なのに1人で天狗岳に登り、
夜、テントの中のSさんに「遅くなりました!」と言って合流した男。
そこで行かないということは、「遅刻したのはコイツ(友人)のせいだ」
って、責任転嫁してるのに他ならないですからね。
友人が酒に誘おうが寝ていようが、飲んで眠ったのは自分なのだから。
誘った方も後味悪いだろうし。
ラーメン屋さんお二人の顔が、テントの中で驚いていたSさんとダブる。
お二人とは、外でお会いするのは初。
料理もおいしくて雰囲気もいい居酒屋だったが、そこは2時で閉店。
日本のインド・高円寺にあるアフリカンなお店で、朝まで飲みました。
かなりマニアックな話をしていたような気がしますが、記憶は朧げ。
でもとても楽しかった。
朝といっても4時とかではなく、すでに7時。
カラスの群れさえ、もういないのでした。
ラーメンが出てこないですが、長くなるので一旦エントリーをわけます。
2008年09月09日
繁忙予定
先週の土曜日から今週の土曜日まで、ぶっ続けで毎日、人と会う予定です。
しかも、1日に2件3件ということも多い。
営業マンなら普通なんでしょうか。
イラストレーターは家(事務所)にいないと仕事にならないので、
わたしとしては非常に珍しいことです。
ラーメンは食べてますが、移動中、電車の中でイラストのラフスケッチを
してたりする有様で、行きたい店に行くのはなかなか難しい…。
「忙しい」と口にする奴は仕事ができない奴だ、なんてことをよく聞くので、
「やることが多過ぎて、とても時間がない」と言っておきます。
…という前振りをしておけば、ブログが滞りがちになるのも
今日のネタが小さいのも、きっと許してもらえるだろう…。
今朝の「朝はビタミン!」に、「覆麺」のご主人(ブラックさん)が生出演!
ラーメン好きじゃない方はご存じないと思いますが、
店員2人が黒と白の覆面をしていて、黒覆面の方は日本語が話せないという、
ある意味で今年最大の話題店。
わたしは未訪ですが、フリークを自認する方はほとんど行かれてます。
日本語がしゃべれないブラックさん。もちろん「アンガーラ!」連発でした。
でも人の言葉はちゃんと理解してて、身振りで答えるという、
世にも不思議な「イクラちゃん現象」が起こっていたのでした(笑)
でもイクラちゃんは「バブー」と「ハーイ」と「チャーン」の3語を話せるので
言語能力としては上なのか?
それはともかく、早く食べに行きたいなあ〜。
しかも、1日に2件3件ということも多い。
営業マンなら普通なんでしょうか。
イラストレーターは家(事務所)にいないと仕事にならないので、
わたしとしては非常に珍しいことです。
ラーメンは食べてますが、移動中、電車の中でイラストのラフスケッチを
してたりする有様で、行きたい店に行くのはなかなか難しい…。
「忙しい」と口にする奴は仕事ができない奴だ、なんてことをよく聞くので、
「やることが多過ぎて、とても時間がない」と言っておきます。
…という前振りをしておけば、ブログが滞りがちになるのも
今日のネタが小さいのも、きっと許してもらえるだろう…。
今朝の「朝はビタミン!」に、「覆麺」のご主人(ブラックさん)が生出演!
ラーメン好きじゃない方はご存じないと思いますが、
店員2人が黒と白の覆面をしていて、黒覆面の方は日本語が話せないという、
ある意味で今年最大の話題店。
わたしは未訪ですが、フリークを自認する方はほとんど行かれてます。
日本語がしゃべれないブラックさん。もちろん「アンガーラ!」連発でした。
でも人の言葉はちゃんと理解してて、身振りで答えるという、
世にも不思議な「イクラちゃん現象」が起こっていたのでした(笑)
でもイクラちゃんは「バブー」と「ハーイ」と「チャーン」の3語を話せるので
言語能力としては上なのか?
それはともかく、早く食べに行きたいなあ〜。
2008年09月07日
CIQUE保護団体
ラーメン関係にも、凄惨な事故やショックな事件が起きているようです…。
「RAMEN CIQUE」へ。
Power Mac7600、G3、現在のG5まで頑張ってくれたEIZOのモニタが
前の晩に突然イカレてしまい、急遽モニタを購入することに。
液晶を買おうか迷っていたので、ちょうどいいタイミングではあった。
その前に「CIQUE」へ寄ったのです。
荻窪に着くと、開店時刻に少し早かったので本屋で時間を潰す。
そろそろか…と「CIQUE」へ向かうと、ぱらぱらと雨が落ちてきた。
わたしは「バツ&テリー」の一文字輝と同じく、傘を持ちたくない男。
外出時に降っていないと、持って出ないことが多い。
予報を信じて傘を持って行ったのに、カラっと晴れたりして、
それで傘を手にしているのって、ひどく間抜けで無駄無駄でしょ。
傘といえば、高校の英語の授業で植木くんという友達が…って傘の話はいいか。
11時半の開店時刻まで、庇テントで雨宿り。CIQUE初のシャッター。
シリーズオススメ。今回は店主自身のオススメである。
といってもメニューのオススメではない。「時間帯のオススメ」なのである。
「ラーメン店で、1日のうち本当に美味しいのは10杯前後」
ずいぶん昔に、あるラーメン評論家が言っていた。
「だからその美味しい10杯を、混雑する時間帯に合わせてくるはずで、
ということは、行列が出来ているときにこそ食べるべき」
とも言っていた。なるほど。
CIQUEのご主人がススメてくれた時刻は、午前11時半。開店時刻だ。
「好き嫌いはあると思いますけど、僕は一番好きです」とのこと。
出来立てなので、スープがフレッシュなのだ。
店主自ら喩えて曰く「女子高生」である。
このブログをいつも読んでくださっている方にはわかるでしょうけど、
わたし、そんな喩えが大好きです!
それを聞いて以来、早く食べに来なくては、と思っていた。
確かに、店内にはもの凄くいい香りが漂っている。
なるほど、これが17歳くらいの香りか…
(ってスープのね。…いや、スープっても別に……ええと…うっ、持病の癪が…)
「お湯か、ってくらい透き通ってますよ」
という店主の言葉を聞きながら、ラーメンを待つ。

塩ラーメン700円
こ、これは……いつも食べている14:00のスープと、口当たりが全然違います。
さらーと入ってきて、その瑞々しくクリアなスープの中から、
旨味がぼわーっと沸き上がっていく感じ。
でもって、いい意味でまとまってない魅力がある。
味わいがクリアな分、チャーシューやほうれん草などの
具の味も立ってる気がする。
…さりとて、これが口に合わない人もいるだろうから、
こんなことを書いて、開店時刻に客が殺到してしまうこともなかろう。
「14時頃は…27、8歳という感じで、○○が○○(自主規制)くなってますからね」
と、店主も言っている。それもたまらんね。要は好みの問題だ。
わたしも自分にピッタリの時間帯を見つけたい。
森高千里の歌には「女盛りは19だとあなたが言ったのよ」という歌詞があり、
ドラマ「最高の片想い」では「女は27から」と言っていたな。
最後のあたりにスープを飲むと…もう味わいが違っている。
口当たりも、微妙にぽってり感を伴い、旨味を感じさせるのも早い。
ひとつのドンブリの中でさえ、時間でこれほど変化する。
何も知らなかった女子高生が、いろいろと覚えてきたという感じかな。
さすが、無垢なものが変化するのは早い。
次は…風の「22歳の別れ」でいこうか。
「RAMEN CIQUE」へ。
Power Mac7600、G3、現在のG5まで頑張ってくれたEIZOのモニタが
前の晩に突然イカレてしまい、急遽モニタを購入することに。
液晶を買おうか迷っていたので、ちょうどいいタイミングではあった。
その前に「CIQUE」へ寄ったのです。
荻窪に着くと、開店時刻に少し早かったので本屋で時間を潰す。
そろそろか…と「CIQUE」へ向かうと、ぱらぱらと雨が落ちてきた。
わたしは「バツ&テリー」の一文字輝と同じく、傘を持ちたくない男。
外出時に降っていないと、持って出ないことが多い。
予報を信じて傘を持って行ったのに、カラっと晴れたりして、
それで傘を手にしているのって、ひどく間抜けで無駄無駄でしょ。
傘といえば、高校の英語の授業で植木くんという友達が…って傘の話はいいか。
11時半の開店時刻まで、庇テントで雨宿り。CIQUE初のシャッター。
シリーズオススメ。今回は店主自身のオススメである。
といってもメニューのオススメではない。「時間帯のオススメ」なのである。
「ラーメン店で、1日のうち本当に美味しいのは10杯前後」
ずいぶん昔に、あるラーメン評論家が言っていた。
「だからその美味しい10杯を、混雑する時間帯に合わせてくるはずで、
ということは、行列が出来ているときにこそ食べるべき」
とも言っていた。なるほど。
CIQUEのご主人がススメてくれた時刻は、午前11時半。開店時刻だ。
「好き嫌いはあると思いますけど、僕は一番好きです」とのこと。
出来立てなので、スープがフレッシュなのだ。
店主自ら喩えて曰く「女子高生」である。
このブログをいつも読んでくださっている方にはわかるでしょうけど、
わたし、そんな喩えが大好きです!
それを聞いて以来、早く食べに来なくては、と思っていた。
確かに、店内にはもの凄くいい香りが漂っている。
なるほど、これが17歳くらいの香りか…
(ってスープのね。…いや、スープっても別に……ええと…うっ、持病の癪が…)
「お湯か、ってくらい透き通ってますよ」
という店主の言葉を聞きながら、ラーメンを待つ。

塩ラーメン700円
こ、これは……いつも食べている14:00のスープと、口当たりが全然違います。
さらーと入ってきて、その瑞々しくクリアなスープの中から、
旨味がぼわーっと沸き上がっていく感じ。
でもって、いい意味でまとまってない魅力がある。
味わいがクリアな分、チャーシューやほうれん草などの
具の味も立ってる気がする。
…さりとて、これが口に合わない人もいるだろうから、
こんなことを書いて、開店時刻に客が殺到してしまうこともなかろう。
「14時頃は…27、8歳という感じで、○○が○○(自主規制)くなってますからね」
と、店主も言っている。それもたまらんね。要は好みの問題だ。
わたしも自分にピッタリの時間帯を見つけたい。
森高千里の歌には「女盛りは19だとあなたが言ったのよ」という歌詞があり、
ドラマ「最高の片想い」では「女は27から」と言っていたな。
最後のあたりにスープを飲むと…もう味わいが違っている。
口当たりも、微妙にぽってり感を伴い、旨味を感じさせるのも早い。
ひとつのドンブリの中でさえ、時間でこれほど変化する。
何も知らなかった女子高生が、いろいろと覚えてきたという感じかな。
さすが、無垢なものが変化するのは早い。
次は…風の「22歳の別れ」でいこうか。
2008年09月05日
天守の店主
昨日の朝ね、テレビをザッピングしてたら「佐々木晶さん」が出てきて、
すわ、ラーメン番組?と思ったら、放送大学。
エネルギーがどうとか講義されてました。東大卒の、現・国立天文台教授。
ああ、ほんとにエラい先生なのね。
わたしがイラストレーターとしても協力させていただき、
Tシャツブランドの先人でもある、
正統派戦国ブランドのパイオニア「もののふ」さんが、
店舗&事務所を構えることになりました!
正式オープンは11月。
数日前、引越が終わったというので、夜11時近かったけど、
コンビニで缶ビールを買って、無理矢理に押しかけの駆けつけ!
場所はなんと新宿三丁目! 末広亭のほど近く。
雑居ビルの5階で、「天守」と名付けたそうです。
なるほど、最上階だから「天守閣」か!
片方の窓からは伊勢丹が見え、もう片方からは丸井が。
天守から見渡すは、攻略する山でしょうか(笑)
こんなにいいとこじゃ、結構するのかな〜。
家賃を聞いてビックリ………すっごい格安!!
エレベーターがないのがネックなんでしょうけど、
小さいけど流し台もあるし、これでシャワーがあったらオレが住みたいですよ。
初めて見た。

表通りや地上からは見えない新宿。
看板もネオンも見えないビルの群れが、汚れて、煤けて、ひっそりと立ち並ぶ。
笑顔の奥に哀切や憎悪や苦悩を隠す、人間みたいだ。

…なんて心の中で耽りつつ、缶ビールで乾杯。
それから、もののふさんを連れて、ゴールデン街の凪へ。
以前の間借り営業のときもお連れしたことがありました。
お、KABOさんと遭遇。よく会いますね〜!
ラーメンと、生ビール。終電までに、急ぎでね!
事務所決定・引越のお祝いだというと、
生田店長の粋なはからいで、餃子をつけてくれました。
汁がたれるといけないから…と手を添えて……ぱくり
あづづづっっっっ!!!!
小龍包なみにジョバっと溢れたツユが、わたしの掌を直撃!
ビールのグラスをつかんで冷やします。ひー

ラーメン700円(だめだなあ。写真ブレちゃうなあ…)
がつーん!
「煮干し」って一口で言っても、ホントに色々なバリエーションがあるね〜。
弾けて踊るようなイキイキした太麺に、煮干しがズシッとくるよ。
少し前みたいに「煮干し苦い」感じは軽くなった気がするけど、
それは麺が変わったせいなのかな。
だって、麺がなくなるとちょっとキビシい(笑)
でもダイナミックかつ繊細という意味では、生田さんらしいラーメンだね。
慌てて帰る。なんとかふたりとも終電にて帰宅。
もののふさん、そのうち泊まり込んじゃうこともあるんだろうな。
生田さんと同じに。
なにしろ新事務所の周りはこれでもかと飲み屋だ。
私も活用させて…もらっちゃうかも?
すわ、ラーメン番組?と思ったら、放送大学。
エネルギーがどうとか講義されてました。東大卒の、現・国立天文台教授。
ああ、ほんとにエラい先生なのね。
わたしがイラストレーターとしても協力させていただき、
Tシャツブランドの先人でもある、
正統派戦国ブランドのパイオニア「もののふ」さんが、
店舗&事務所を構えることになりました!
正式オープンは11月。
数日前、引越が終わったというので、夜11時近かったけど、
コンビニで缶ビールを買って、無理矢理に押しかけの駆けつけ!
場所はなんと新宿三丁目! 末広亭のほど近く。
雑居ビルの5階で、「天守」と名付けたそうです。
なるほど、最上階だから「天守閣」か!
片方の窓からは伊勢丹が見え、もう片方からは丸井が。
天守から見渡すは、攻略する山でしょうか(笑)
こんなにいいとこじゃ、結構するのかな〜。
家賃を聞いてビックリ………すっごい格安!!
エレベーターがないのがネックなんでしょうけど、
小さいけど流し台もあるし、これでシャワーがあったらオレが住みたいですよ。
初めて見た。

表通りや地上からは見えない新宿。
看板もネオンも見えないビルの群れが、汚れて、煤けて、ひっそりと立ち並ぶ。
笑顔の奥に哀切や憎悪や苦悩を隠す、人間みたいだ。

…なんて心の中で耽りつつ、缶ビールで乾杯。
それから、もののふさんを連れて、ゴールデン街の凪へ。
以前の間借り営業のときもお連れしたことがありました。
お、KABOさんと遭遇。よく会いますね〜!
ラーメンと、生ビール。終電までに、急ぎでね!
事務所決定・引越のお祝いだというと、
生田店長の粋なはからいで、餃子をつけてくれました。
汁がたれるといけないから…と手を添えて……ぱくり
あづづづっっっっ!!!!
小龍包なみにジョバっと溢れたツユが、わたしの掌を直撃!
ビールのグラスをつかんで冷やします。ひー

ラーメン700円(だめだなあ。写真ブレちゃうなあ…)
がつーん!
「煮干し」って一口で言っても、ホントに色々なバリエーションがあるね〜。
弾けて踊るようなイキイキした太麺に、煮干しがズシッとくるよ。
少し前みたいに「煮干し苦い」感じは軽くなった気がするけど、
それは麺が変わったせいなのかな。
だって、麺がなくなるとちょっとキビシい(笑)
でもダイナミックかつ繊細という意味では、生田さんらしいラーメンだね。
慌てて帰る。なんとかふたりとも終電にて帰宅。
もののふさん、そのうち泊まり込んじゃうこともあるんだろうな。
生田さんと同じに。
なにしろ新事務所の周りはこれでもかと飲み屋だ。
私も活用させて…もらっちゃうかも?
2008年09月04日
フランス鶉ずら
先週の土曜日。
夜通し仕事した朝5時。「1時間だけ寝よう…」と危ういことをする。
案の定、6時に目覚ましを切ってまた眠ってしまったのだが、
そんな時はエラいもんで、ちゃんと8時前に目が覚めたりするんですね。
目指すは、先週惜しくも食べのがした「不如帰」8月の限定。
「フランス鶉の冷やしそば」です。
先週「来週必ずリベンジしてくれる!」って書いたほどなので、
無意識で覚醒したんでしょう。
10時10分に「不如帰」到着。開店は11時半ですが、
早くも1名の方がいました。
10時30分。開店の1時間前、3人目の方が列に。店のご主人も到着。
そこから10分に1人の間隔でお客さんが列んでいきます。
大通りだとよくあることですが、こんなに細い路地裏でも、
「なに?この行列は…」と怪訝な顔をする通行人がいますね。
わたしは空腹を押さえ、開高健の「最後の晩餐」を読みながら待つ。
「…われらはそれを舌にしみこませ、それで舌を洗い、
歯ぐきにまわして教えこみ、咽頭を愛撫してめざめさせる」
…わたしの中に棲むサド侯爵は読む手を止めることなく、胃袋を締め上げます。
いよいよ開店。限定のボタンで食券を購入。
同じ店に、1週間に3回も訪れるなど滅多にないわたし。
自意識過剰に照れたりして。
ゆでられた麺は、ザルごと深いステンレス容器で冷やされます。
容器が結露するほどなので、きっと中は氷水でキンキン!のはず。
それから「もちもちの木」の湯切り「震源地」かと思うほどしっかり水切り。
さ〜、遂に限定のお目見え。

フランス鶉の冷やしそば(塩)1200円
鶉(=うずら)です。念のため。
綺麗ですね〜。この写真だとわかりにくいので、オススメしてくれた
マッハさんや、FILEさん、ハルヲさんの写真をご覧ください!
うぉッ!
なんだこの旨味は……………なんだ?
…似たようなモノをどこかで……
…あッ、なんだか、「豆乳」のような…。
(日本酒をパイナップルやチョコレート、大根の搾り汁に喩えるわたしなので、
アテにしないでください)
しかしもっとコクがあって…なんだこれ…凄い…。
穏やかな塩味で、スープも淡いんだけど、しっかりと…独特の…
冷たいので、味も知見しにくいのですが、
だんだんと油脂に覆われていることに気付きますし、
食べ進むほど、鶏(鶉なのね)の目の詰まった旨味がその輪郭を現してきます。
麺の太さも、絡みといい口当たりといい、とても計算された感じ。
ほぐされている鶉のボソっとした食感や、白髪ネギのシャキシャキ感が、
スープのとろりとした口当たりとコントラストを生んでたまらない。
わたしは途中で思いました。
これはもう、ラーメンとかパスタとかなんだとかじゃない。
(限定特集においてはすべてそんな感じだけど)
とすれば、これを外国人が食べたらどう思うんだろう?
それこそ、フランスの人が食べたらどんな感想を口にするんだろう?
(「きっと絶賛してくれるだろう」という反語的意味で)
「わたしはフランス人だ…」
指がエア・タイピングする。
そう、気分はルンゲ警部(@MONSTER)である。
ボンジュ〜ル…ボンソワ〜ル…メルスィ〜…オールヴォワ〜ル…
「フランス人は麺を啜らない…」
麺を引き出して、ひとまとめにして口に入れる。
ああッ…
違うんだ。
啜らないから、唇を振るわす峻烈な食感はないし、
丸めて食べるために、つるりと落ちる喉ごしは影を潜めるが、
この方が頬触りや舌触りがもの凄くハッキリする。
ちょっとした食べ方ひとつなのに、不思議なものです。
「セ・ボン…(おいすィー)」
フランス人のわたしは呟いていた。
この小さな玉子もフランス鶉なのかな??
醤油ダレに漬けた感じですが、洋酒っぽい甘味が強く、
このサイズなのにラージ・インパクト。
丸々1個+ハーフサイズにして断面を見せているのがまたニクい。
(わたしの写真だと見えないですが…)
歯応えしっかり、仄かに苦いアスパラ。
お店の顔でもあるハマグリは、わざとラストの方にして、
ゆっくり噛み締めます。じわじわ出てくる旨味。
最後はグラスの水を空けてからスープを飲み干す。
口の中に余韻を留めて帰りたい。
非常に説得力のある創作物でした。
イカンなあ〜。限定って魔力があるよ。
もちろん「限定している」という飢餓感もあるけど、
限定だからこそ作れる味があるんだろうね。
たった10杯しかないのかよと詰る人もいるでしょうが、
たった10杯のために、どれほどの時間を制作に費やしたのでしょう。
思わず「限定特集」と「オススメシリーズ」が重なっちゃったけど、
両方を兼ね備えるとなると、もう本気でスゴいことになりますね。
4番目に席についた方が、誰よりも早く退席。
食べるの早いなあ〜〜と思ってチラリと見たら…
5代目ラーメン王の立石憲司さんじゃないですか!
この店で、2週続けてラーメン王に遭遇。
帰り道、当然のごとくわたしは豆乳を買って飲みながら帰りました。
もちろん味は違うけど、やっぱりどこか似たものがある。
質感なのか風味なのか後味なのかわからないんだけど。
いつか豆乳と鶏を使って「ナンチャッテ版」を作ってみようかな。
念のため再度書いておきますが、このメニューは8月いっぱいで終了。
つまりもう食べられません。来年まで待ちましょう。
タイムラグのある紹介をお許しください。
夜通し仕事した朝5時。「1時間だけ寝よう…」と危ういことをする。
案の定、6時に目覚ましを切ってまた眠ってしまったのだが、
そんな時はエラいもんで、ちゃんと8時前に目が覚めたりするんですね。
目指すは、先週惜しくも食べのがした「不如帰」8月の限定。
「フランス鶉の冷やしそば」です。
先週「来週必ずリベンジしてくれる!」って書いたほどなので、
無意識で覚醒したんでしょう。
10時10分に「不如帰」到着。開店は11時半ですが、
早くも1名の方がいました。
10時30分。開店の1時間前、3人目の方が列に。店のご主人も到着。
そこから10分に1人の間隔でお客さんが列んでいきます。
大通りだとよくあることですが、こんなに細い路地裏でも、
「なに?この行列は…」と怪訝な顔をする通行人がいますね。
わたしは空腹を押さえ、開高健の「最後の晩餐」を読みながら待つ。
「…われらはそれを舌にしみこませ、それで舌を洗い、
歯ぐきにまわして教えこみ、咽頭を愛撫してめざめさせる」
…わたしの中に棲むサド侯爵は読む手を止めることなく、胃袋を締め上げます。
いよいよ開店。限定のボタンで食券を購入。
同じ店に、1週間に3回も訪れるなど滅多にないわたし。
自意識過剰に照れたりして。
ゆでられた麺は、ザルごと深いステンレス容器で冷やされます。
容器が結露するほどなので、きっと中は氷水でキンキン!のはず。
それから「もちもちの木」の湯切り「震源地」かと思うほどしっかり水切り。
さ〜、遂に限定のお目見え。

フランス鶉の冷やしそば(塩)1200円
鶉(=うずら)です。念のため。
綺麗ですね〜。この写真だとわかりにくいので、オススメしてくれた
マッハさんや、FILEさん、ハルヲさんの写真をご覧ください!
うぉッ!
なんだこの旨味は……………なんだ?
…似たようなモノをどこかで……
…あッ、なんだか、「豆乳」のような…。
(日本酒をパイナップルやチョコレート、大根の搾り汁に喩えるわたしなので、
アテにしないでください)
しかしもっとコクがあって…なんだこれ…凄い…。
穏やかな塩味で、スープも淡いんだけど、しっかりと…独特の…
冷たいので、味も知見しにくいのですが、
だんだんと油脂に覆われていることに気付きますし、
食べ進むほど、鶏(鶉なのね)の目の詰まった旨味がその輪郭を現してきます。
麺の太さも、絡みといい口当たりといい、とても計算された感じ。
ほぐされている鶉のボソっとした食感や、白髪ネギのシャキシャキ感が、
スープのとろりとした口当たりとコントラストを生んでたまらない。
わたしは途中で思いました。
これはもう、ラーメンとかパスタとかなんだとかじゃない。
(限定特集においてはすべてそんな感じだけど)
とすれば、これを外国人が食べたらどう思うんだろう?
それこそ、フランスの人が食べたらどんな感想を口にするんだろう?
(「きっと絶賛してくれるだろう」という反語的意味で)
「わたしはフランス人だ…」
指がエア・タイピングする。
そう、気分はルンゲ警部(@MONSTER)である。
ボンジュ〜ル…ボンソワ〜ル…メルスィ〜…オールヴォワ〜ル…
「フランス人は麺を啜らない…」
麺を引き出して、ひとまとめにして口に入れる。
ああッ…
違うんだ。
啜らないから、唇を振るわす峻烈な食感はないし、
丸めて食べるために、つるりと落ちる喉ごしは影を潜めるが、
この方が頬触りや舌触りがもの凄くハッキリする。
ちょっとした食べ方ひとつなのに、不思議なものです。
「セ・ボン…(おいすィー)」
フランス人のわたしは呟いていた。
この小さな玉子もフランス鶉なのかな??
醤油ダレに漬けた感じですが、洋酒っぽい甘味が強く、
このサイズなのにラージ・インパクト。
丸々1個+ハーフサイズにして断面を見せているのがまたニクい。
(わたしの写真だと見えないですが…)
歯応えしっかり、仄かに苦いアスパラ。
お店の顔でもあるハマグリは、わざとラストの方にして、
ゆっくり噛み締めます。じわじわ出てくる旨味。
最後はグラスの水を空けてからスープを飲み干す。
口の中に余韻を留めて帰りたい。
非常に説得力のある創作物でした。
イカンなあ〜。限定って魔力があるよ。
もちろん「限定している」という飢餓感もあるけど、
限定だからこそ作れる味があるんだろうね。
たった10杯しかないのかよと詰る人もいるでしょうが、
たった10杯のために、どれほどの時間を制作に費やしたのでしょう。
思わず「限定特集」と「オススメシリーズ」が重なっちゃったけど、
両方を兼ね備えるとなると、もう本気でスゴいことになりますね。
4番目に席についた方が、誰よりも早く退席。
食べるの早いなあ〜〜と思ってチラリと見たら…
5代目ラーメン王の立石憲司さんじゃないですか!
この店で、2週続けてラーメン王に遭遇。
帰り道、当然のごとくわたしは豆乳を買って飲みながら帰りました。
もちろん味は違うけど、やっぱりどこか似たものがある。
質感なのか風味なのか後味なのかわからないんだけど。
いつか豆乳と鶏を使って「ナンチャッテ版」を作ってみようかな。
念のため再度書いておきますが、このメニューは8月いっぱいで終了。
つまりもう食べられません。来年まで待ちましょう。
タイムラグのある紹介をお許しください。
2008年09月03日
映画干渉
奥菜恵 衝撃のハリウッドデビュー作!
新たな恐怖“スピリチュアル・スリラー”を体感せよ!
その復讐は1枚の写真から始まった…。
あるブログの1ページにそれはあった。
メグミがそれを見てから、数週間が過ぎたある日の早朝…。
メグミは急いでいた…。
走っているとは見られない限界の早足で。
クールな自分がこんなことをするのは不本意なのだ…。
しかしこうでもしないと目的の物は手に入らない。
背後に迫る気配を感じ、ハッと立ち止まり、振り返る。
…それらしき人物はいない。
溜め息とともに、背中に汗が滴り落ちる。
メグミが再び目的地へと爪先を向けたとき、
ヒールが低い音を立てて折れ飛んだ。
不吉な…。
メグミは眉を歪め、唇を噛んだ。
これまで幾度も苦渋を舐めさせられてきたのだ。
「忘れたとは言わせない」
今日は、今日こそは。メグミの目に殺気が宿る。
こうしてはいられない。
メグミは両方のヒールを脱ぐと、ぎらぎらとした眼差しで走り出した。
ストッキングが伝線していくのもかまわず。
この角を曲がればそこに……
大丈夫だ、まだ誰の姿もない。
メグミは胸を押さえ、荒い呼吸を整えつつ、その館の前に仁王立ちした。
扉は固く閉ざされている。
扉に掛かる「準備中」の札。
この館…店は、まだ開店前だ。
メグミは、片頬を歪めて確信する。
遂に、限定メニューを手中に収めたことを…
奥菜恵 衝撃のハリウッドデビュー作!
9月6日全国ロードショー!
[shutter]シャッター
…えっ? そんな内容じゃない??
ラーメンフリーク以外の方、全然わからないですよね。ごめんなさい。
ラーメンフリークの方、オチ読め過ぎますよね。ごめんなさい。
〈シャッター〉
ラーメンフリーク用語で、(「シャッターが下りている」という状態から)
お店の開店時間より前に行き、列ぶこと。
開店してから列ぶよりも効率的な行列方法であり、
人気店では限定メニューなどを手に入れる絶対条件となる。
なお赤字部分は、実際の映画の宣伝文句をそのまま引用しております。
新たな恐怖“スピリチュアル・スリラー”を体感せよ!
その復讐は1枚の写真から始まった…。
あるブログの1ページにそれはあった。
メグミがそれを見てから、数週間が過ぎたある日の早朝…。
メグミは急いでいた…。
走っているとは見られない限界の早足で。
クールな自分がこんなことをするのは不本意なのだ…。
しかしこうでもしないと目的の物は手に入らない。
背後に迫る気配を感じ、ハッと立ち止まり、振り返る。
…それらしき人物はいない。
溜め息とともに、背中に汗が滴り落ちる。
メグミが再び目的地へと爪先を向けたとき、
ヒールが低い音を立てて折れ飛んだ。
不吉な…。
メグミは眉を歪め、唇を噛んだ。
これまで幾度も苦渋を舐めさせられてきたのだ。
「忘れたとは言わせない」
今日は、今日こそは。メグミの目に殺気が宿る。
こうしてはいられない。
メグミは両方のヒールを脱ぐと、ぎらぎらとした眼差しで走り出した。
ストッキングが伝線していくのもかまわず。
この角を曲がればそこに……
大丈夫だ、まだ誰の姿もない。
メグミは胸を押さえ、荒い呼吸を整えつつ、その館の前に仁王立ちした。
扉は固く閉ざされている。
扉に掛かる「準備中」の札。
この館…店は、まだ開店前だ。
メグミは、片頬を歪めて確信する。
遂に、限定メニューを手中に収めたことを…
奥菜恵 衝撃のハリウッドデビュー作!
9月6日全国ロードショー!
[shutter]シャッター
…えっ? そんな内容じゃない??
ラーメンフリーク以外の方、全然わからないですよね。ごめんなさい。
ラーメンフリークの方、オチ読め過ぎますよね。ごめんなさい。
〈シャッター〉
ラーメンフリーク用語で、(「シャッターが下りている」という状態から)
お店の開店時間より前に行き、列ぶこと。
開店してから列ぶよりも効率的な行列方法であり、
人気店では限定メニューなどを手に入れる絶対条件となる。
なお赤字部分は、実際の映画の宣伝文句をそのまま引用しております。
2008年09月02日
花木
福田さんは年金未納問題の時も、他の閣僚が記者会見で汗を拭う中、
発覚からたった10日ほどで、官房長官を辞めて世論を躱し逃げた人。
だから、さして驚きもしませんでした。安倍さんのこともあるしね。
それよりも、試写会でのハマコーさんの発言(と態度、表情、言い方)
の方がよっぽどショックでかいです。背筋が凍り付きました。
さて、先週の木曜午前11時。幡ヶ谷へ。
本に夢中で電車を乗り過ごし、笹塚まで運ばれたわたしは、
「1日10杯の限定メニュー」に間に合いませんでした。
でも今回は(やせ我慢じゃなくて)ホントに構わないのです。
なにしろ、木曜日に来るのは初めてだったから。
…え?よくわからないって?
「曜日限定で1日だけ味を変えている店に於いて、
さらに杯数限定のメニューを出している」というわけ。
限定の限定。2段ハードルですね。
ハマグリを用いたスープで有名な「不如帰」が、
木曜日だけ店名・味を変えて営業する、「一汁三にぼし 裏不如帰」。
先に到着され、キッチリ限定メニューを確保したどるふぃんさんと立ち話。
朝からラーメンの情報交換なんて、とても楽しいですね。

煮干しそば700円
この写真だとチャーシューばかり大きく見えてしまいますね…スミマセン。
煮干し系のお店のように、店内が煮干し香でいっぱい、ということはないですが
ご主人が作り出すと、香りがカウンターへ飛んできます。
スープを一口いただくと、
あほゎああぁ〜〜 ……アホになりました。
「一汁三にぼし」だからって、「1、汁、さァ〜ん!」というわけではなく。
煮干しの甘さと芳しさが舌を包み込む。やばい。これ好きだあ。
なんでなん? 煮干しの量がスゴいのかなあ。それともタイミング?
(「一汁三にぼし」だからそれくらい大量に使ってるってことかな?)
しばらく、スープ単体をアホみたいに啜ってしまった。
なんだろう、ダシの死なないギリギリなのか。
ガツーンじゃなくて、一口だけでじわじわ〜って染み込みつつ、
パラパラパラパラ…って細かく表情が変わる。
これで麺が脆弱だと、全体の印象も弱いんだろうけど、
やや太めのぐりぐりした麺はきっちり主張する。
こんなに繊細な味わいが、この麺に負けないのがなんとも不思議。
ネギは青ネギの斜め切りと、白ネギの細かい微塵切り。
(細かい微塵ネギを見ると、「熊王」を思い出します)
はじめのうちはネギは極力避け、徐々に混ぜ込んで味わいました。
それくらいスープが美味しくて、もったいない。
…スープを、違う飲み方で楽しんでみる。
レンゲ上で、細かいネギと混ぜ合わせて。
海苔の上にある、小さな揚げジャコ(か?)と合わせて。
その合間に麺を啜る。
人がいなかったら気持ちの悪い笑い方をするところでした…。

にぼ茶めし200円。
煮干し粉やさっきの揚げジャコ、ネギなどが掛かったご飯。
茶めしといってもご飯はノーマルっぽいから、茶葉を使ってるんでしょう。
山葵も合うね〜。こういう「組み合わせの妙」的な料理って大好きよ。
最後はスープをかけて、煮干しのひつまぶし〜…なんてやらないけど、
口の中では、こっそり疑似体験して楽しんでいました。
わざわざ限定の曜日を設けて出すのがわかります。
この日だけのファンも多いんじゃないかな。
凪の煮干しやCIQUEの限定のときにも書きましたけど、
こちらも「不如帰カラー」が出てるのが素晴らしい。
ラーメンをバカにしてる人はまだ多いけど、
そういう人のままでいてくれないと、こんな素晴らしいものたちが
簡単に食べられなくなる。嗚呼、寛容と排斥の鬩ぎあい。
まったくの余談だが、わたしの「煮干し炒め」の作り方を追記にて公開!
…貧乏臭いなんて言わないで。エコですエコ(笑) 続きを読む
発覚からたった10日ほどで、官房長官を辞めて世論を躱し逃げた人。
だから、さして驚きもしませんでした。安倍さんのこともあるしね。
それよりも、試写会でのハマコーさんの発言(と態度、表情、言い方)
の方がよっぽどショックでかいです。背筋が凍り付きました。
さて、先週の木曜午前11時。幡ヶ谷へ。
本に夢中で電車を乗り過ごし、笹塚まで運ばれたわたしは、
「1日10杯の限定メニュー」に間に合いませんでした。
でも今回は(やせ我慢じゃなくて)ホントに構わないのです。
なにしろ、木曜日に来るのは初めてだったから。
…え?よくわからないって?
「曜日限定で1日だけ味を変えている店に於いて、
さらに杯数限定のメニューを出している」というわけ。
限定の限定。2段ハードルですね。
ハマグリを用いたスープで有名な「不如帰」が、
木曜日だけ店名・味を変えて営業する、「一汁三にぼし 裏不如帰」。
先に到着され、キッチリ限定メニューを確保したどるふぃんさんと立ち話。
朝からラーメンの情報交換なんて、とても楽しいですね。

煮干しそば700円
この写真だとチャーシューばかり大きく見えてしまいますね…スミマセン。
煮干し系のお店のように、店内が煮干し香でいっぱい、ということはないですが
ご主人が作り出すと、香りがカウンターへ飛んできます。
スープを一口いただくと、
あほゎああぁ〜〜 ……アホになりました。
「一汁三にぼし」だからって、「1、汁、さァ〜ん!」というわけではなく。
煮干しの甘さと芳しさが舌を包み込む。やばい。これ好きだあ。
なんでなん? 煮干しの量がスゴいのかなあ。それともタイミング?
(「一汁三にぼし」だからそれくらい大量に使ってるってことかな?)
しばらく、スープ単体をアホみたいに啜ってしまった。
なんだろう、ダシの死なないギリギリなのか。
ガツーンじゃなくて、一口だけでじわじわ〜って染み込みつつ、
パラパラパラパラ…って細かく表情が変わる。
これで麺が脆弱だと、全体の印象も弱いんだろうけど、
やや太めのぐりぐりした麺はきっちり主張する。
こんなに繊細な味わいが、この麺に負けないのがなんとも不思議。
ネギは青ネギの斜め切りと、白ネギの細かい微塵切り。
(細かい微塵ネギを見ると、「熊王」を思い出します)
はじめのうちはネギは極力避け、徐々に混ぜ込んで味わいました。
それくらいスープが美味しくて、もったいない。
…スープを、違う飲み方で楽しんでみる。
レンゲ上で、細かいネギと混ぜ合わせて。
海苔の上にある、小さな揚げジャコ(か?)と合わせて。
その合間に麺を啜る。
人がいなかったら気持ちの悪い笑い方をするところでした…。

にぼ茶めし200円。
煮干し粉やさっきの揚げジャコ、ネギなどが掛かったご飯。
茶めしといってもご飯はノーマルっぽいから、茶葉を使ってるんでしょう。
山葵も合うね〜。こういう「組み合わせの妙」的な料理って大好きよ。
最後はスープをかけて、煮干しのひつまぶし〜…なんてやらないけど、
口の中では、こっそり疑似体験して楽しんでいました。
わざわざ限定の曜日を設けて出すのがわかります。
この日だけのファンも多いんじゃないかな。
凪の煮干しやCIQUEの限定のときにも書きましたけど、
こちらも「不如帰カラー」が出てるのが素晴らしい。
ラーメンをバカにしてる人はまだ多いけど、
そういう人のままでいてくれないと、こんな素晴らしいものたちが
簡単に食べられなくなる。嗚呼、寛容と排斥の鬩ぎあい。
まったくの余談だが、わたしの「煮干し炒め」の作り方を追記にて公開!
…貧乏臭いなんて言わないで。エコですエコ(笑) 続きを読む
2008年09月02日
ピンチヒッター
現在「凪・渋谷店」では、夏場のみ看板の豚骨ラーメンを一時封印、
8/4〜、煮干し味のラーメンを提供しています。
厨房が構造上、異常な高温になることや、
夏には客の(豚骨の)消費が落ち込むことなどが理由のようです。
知り合いのテキーラHさんが
「西尾店長が、豚骨をやめてまで変えた気持ちがわかりました!」
と連絡をくれたので、これもザッツ・シリーズオススメ店。
凪・渋谷では、北京オリンピックの期間中、それにちなんで
「世界各国のスープ料理をインスパイアしたラーメンを日替わりで出す」
という超ウルトラCの技をブチかましていましたが、
わたしは一度も訪れず…。
ガスパチョ風だけでも食べたかったかも…。
店内には、前日に連絡をとっていたKABOさんがいてビックリ!

煮干しそば700円
やや濃いめの味付けで、たしかに美味しい煮干し味なんだけど、
なんか普通の煮干し味と違う…。
ラーメンとしても、永福的な感じとも、伊藤な感じとも違う。
なんだろう。なんでだろう。なぜだなんでだろう。
ダシの取り方? 煮干しの産地? わからない…。
…あとで黒板の説明を読んだら、「鯵の煮干し」だったんです。
なるほどね。だからか。
豚骨ラーメンのようなストレート麺。
しかもプツプツというよりミチミチッとした食感。
こういうラーメンを作っても、いかにも凪っぽいというのが面白いね〜。
ちょっと似たタイプの思いつかない煮干しラーメンですね。
十分美味しいので、個人的には揚げネギと海苔はノーサンキュー。
背後のテーブル席から、「あと生4つ追加で〜」とか、
「だれやめセット(お酒とつまみのお得なセット)、ビールで〜!」
などと声が飛んでくる。
ああ、酒が飲みたい。ビールを3杯くらい飲んで、凪割り、がいい。
しかしわたしは「チョイト1杯」が出来ない。
「のつもりで飲んで〜いつの間にやらハシゴ酒〜」な男である。
KABOさんを見習ってジンジャーエールにする。ウィルキンソンだし。
…今週ばかりは飲めん、飲めんのだ…(って先週の話ね)。

