プロフィール
青木 健
青木 健foaf.rdf
青木 健(あおき けん)イラストレーター他。 ラーメンのフリーペーパー「ラーメンバンク」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
読者登録
メールアドレスを入力して登録ボタンを押すと、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。
解除は→こちら
現在の読者数 6人
アクセスカウンタ
Total: 207159
Today: 264
Yesterday: 580
QRコード
QRCODE
オーナーへメール

2008年06月11日

麺でる’s ZONE

デパートの化粧品売り場の、噎せ返るような匂いが苦手で、
「なんでどこも化粧品売り場は1階やねん!」と憤ってるわたしですが、
銀座三越のLANCOMEに、洒落にならんほどの超絶美女店員さんがいました。
その美貌は、一瞬、嗅覚も麻痺させるほど。

美の基準もいろいろですが。


この前の土曜日は、朝から自由が丘で打ち合わせ。
昼頃に終わって、さあラーメンですよ。
徹夜で打ち合わせ用の資料を仕上げてたんで、ラーメン欲がメラメラ。
(頭ではCKBの「メラメラ」が鳴ってます)

…「欲」で話を脱線させますけど、
「最近の若者はモノに金を使わない」とか言うじゃない?
で、コメンテーターは、さも新人類を睨るように
「わたしたち世代には、考えられないねェ〜」とか言うでしょ。
ほんとわかってない。
あれはさ、欲を与えられてないからだよ。

オレたちにはまだ、アイドルグラビアの水着を透かして見る超能力が
備わってるでしょ(人はそれを妄想と呼ぶ)。
あの力こそが、現実世界で「欲」に変換されるんだよね。
でもビデオを満喫していた世代、ヘアヌードを提供されちゃった世代、
インターネットで●●も××で□□な世代には、
現実のモノを「情報」として処理するだけで「欲」にならない。
欲がないんだから、当然モノへも辿り着くはずがない。
それはどんなジャンルでもそうだ。

あんたら世代が金に任せて「自分が満足する状況」をやたらに拵えるから、
若者の欲は消え失せたんじゃないか。何をいまさら…。
だから蟹工船のバカ売れも、まったく不思議じゃない。というかいい証拠。
若者は「モノ」じゃなく「欲」をこそ欲しているのだよ。


…さて、その時わたしが欲したラーメンですが、
雪が谷大塚の「麺でる」に決定!
(BIGトシちゃんの「君に決定!」が鳴ってます)

店頭の札に、「閉店時間が終了です」なんて書いてある。
えっ?
ああ…「売り切れ次第、終了」ってことね。
文字通りに受け取ると、閉店しないってことにもなりかねんよ(笑)
店内には監視カメラのモニタがあるし、変わった店だな〜。
(それほど、違法駐車などが耐えないのでしょうね…)


ラーメン700円(+ニンニク)

これは……壁に貼ってある月の予定表からすると「1本麺B」ってヤツ?

微妙に麺を引きずりだして、いただきまー…うぉ、しょっぱ〜い!
でもゆで野菜を食べるにはちょうどいいっス。麺も確かにオモロいなあ。
なんか、配線にこんな形のがあった気がするよ。
歯茎に突き刺さるか、ってくらいの魚粉が味をガラっと変えてくれるし、
さすがに二郎ライクだから、ニンニクもよく合う。

この塩分と油分を見て、さすがに汁完せずに残そうと決めたんだけど、
塩、油、旨味(たぶん化調)のあとに、フッと顔を出す美味しさがあって、
水を飲みながらけっこう飲んでしまった。

ラーメンなんて客は誰もいない。みんなチャーシューメンだし、
大盛り、山盛り…。野菜も「多め」だ。
石神本にはデフォで450〜500gあるって書いてあったけど、
そんなにはない。食える量。300以上はあるようだけど。

「ごちそうさま〜」とドンブリを上げると、オジさん(店主)が、

「足りた?」って聞いてくるから、

「『足りた』っていうより『食えた〜』って感じですよ」なんて答えてみる。

「そうかい。ウチは他の2.5倍くらいあるからね〜」と笑顔。
話しかけてくれたので、それならと気になってたことも質問。

「チャーシュー無しって書いてあるけど、1枚入ってますよね」

「いや〜、そう決めたものの、なんだか申し訳なくってねえ〜」

チャーシュー入り4枚の方は、5枚入ってるんだそうだ(笑)
脂も結構な層になってたのに、不思議と後味がスッキリ。
サッパリ塩ラーメンとかならすぐ食えそうな感じ(食わんけど)。

あ、話に夢中になってたら、カウンター拭くの、忘れちゃった!
ごめんね、オジさん。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
欲に関する分析素敵。まさにそうなんですよねー。私のペーパーがノスタルジアテーマで、それに関してたぶん15~20冊の本を読んだのですが(今だけじゃなくて2年くらいのあいだ)だいたい、「望郷の思い」とか「幼少時代への思い」とか、後は現実逃避とか未来へのつながり見たいのがあるんですが、今読んでる本では、ノスタルジアとは実はそんなものではなくて「若さ」を取り戻したいという気持ちとかでてきます。時間とか場所との関連性をよそにおいておくと同感してしまう。

今蟹工船がうれてるんですか。
長くなり(関係なかったりするし)すいません。けんさんの分析みてふと考えがうかんだもんで。
Posted by Satomim at 2008年06月11日 21:45
●Satomimさん
ノスタルジア。…社会に何かを積極的に提供する30〜40代くらいって、
やっぱり子供の頃の夢を現実的にカスタマイズして出力していますね。
老いへの恐怖もあったりするんでしょうかね〜?

「蟹工船」、活字離れが進んでいる若者に、爆発的ヒットしています。
虐げられ搾取され、「自らの存在に対する飢餓感」という、人として
最低限の欲に対して共感したんではないかなと思います。
今の若者も搾取されているとはいえ、その実感はおぼろげだったでしょうから、
我が身にくすぶっているものに気付いたんじゃないかな〜…なんて。
Posted by 青木 健 at 2008年06月11日 23:59
妄想力はお任せ! ですよね。
私もハードが買ってもらえなかったからゲーム誌のレビューを必死に読み込んでた。プレイしてないのに思い出話ができます(w もちろんH系もしかり。

「情報を食ってる」んだけど、そのがっつき具合がハンパなかったから昇華するものも確かにあったと思うんですよね。
Posted by 香門ピカイチ at 2008年06月12日 13:00
●香門ピカイチさん
わ〜、ソフトじゃなくハードなしでそれは凄い!
普段から石神本とか読んで、欲を溜めておくのって大事ですよね(笑)

今の若い子の妄想はかなり偏ってると思うんですよね〜。
年寄りが想像つかないジャンルの欲しか持ちえないというか。
もしくは、こんな時代だから「欲を消したい欲」で
自己制御されているのかも…?
Posted by 青木 健 at 2008年06月12日 17:05