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青木 健
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青木 健(あおき けん)イラストレーター。 日本初のラーメン専門誌「月刊とらさん」にて漫画を連載中! ラーメンは数ではなく愛がモットー(1週間で29杯が最高)。 ラーメンをテーマにしたTシャツ屋さん【ラ部】を運営中!
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2008年07月19日

ラスト・シェフ

ずいぶん前のことを書いたかと思えばいきなり今日のことになったり
また戻ったりですみません。
でもこのブログを「情報」として活用している人はいないだろうなと
勝手に思ってますので、実はそんなに気にしてなかったりして。


ということで、プチ打ち上げがあった翌日の打ち合わせ。
午後3時。わたしは吉祥寺でオーレグラッセを飲んでました。

上半分がコーヒー、下半分がミルクに分離したアイスコーヒー。
名前の意味としては「グラスで出す牛乳入り」みたいなことですね。

知ってる方は知ってると思いますが、
ミルクにガムシロップを混ぜて比重を重くし、氷と一緒に入れ、
その上からスプーンを使って静かにアイスコーヒーを注ぐと
綺麗に分離できます。

これ、皆さんはどう飲みますか?
普通はストローでかき混ぜて飲みますよね?

わたしは貧乏性で欲張りなので、まずはそのまま飲みます。
ストローで甘いミルク部分を飲んで、苦いコーヒー部分を飲んで、
どちらも一緒に口に含んだり、混ざってきたのをまた飲んだりして、
そんなこんなして、半分以上飲んでからようやくかき混ぜます。

我ながら、めんどくさいヤツ。さて、それを前フリとして…


打ち合わせ後に、「きら星」に行きました。

わたしは山手線で京野ことみを見たその足で写真集を買いに行くような男。

星野さんと会った翌日に中央線に乗っていてスルーはありません。
でも木曜は定休日。しかし、今は違うのです。
「きら星」は濃厚豚骨スープに太麺、キャベツ、玉葱、カツオ餡という
独特のラーメンを提供するお店ですが、最近になって、定休日の木曜だけ
「ぶっきら星」という名前にして、博多風のラーメンを提供しているのです。

行きましたがな。でも星野さんは不在_| ̄|○

「ぶっきら星」のポップは、オリジナルロゴになっています。
元の「きら星」もそうだし、これも星野さんのお手製。やりますな〜。
…というかクリエイター泣かせですが(^-^;


らーめん650円

麺の固さ…は普通で。
博多風というには語弊アリアリマシマシな、ベッタリと超濃厚なスープ。
麺を持ち上げるとスープがなくなりそう(笑)
ゲンコツの骨感と、アタマのクリーミーさのダブルパンチ。

学生がどんどん入ってくる。しまいには10人以上にもなった。
そのほとんどは、今日が「ぶっきら星」だと知らずに来たみたい。
「なんだよ〜マジで〜!」なんて言ってるけどさ、
今までなら定休日だったんだよキミタチ。コドモは勝手だなあ〜。

替玉を注文。今度はバリカタで。


替玉100円

写真の通り、小さくカットしたチャーシューが数切れ入ってきます。
とりあえずドンブリに移しまが、混ぜません。
味が頭にあるうちに白い麺を見ていたら、そのままいきたくなったのです。
むき出された白い肌を見ていたらムラムラきたのです。
少しチャーダレのかかった麺だけを、思い切り頬張りました。

のほーー! ウマいっ!!

で、ちょっとづつスープが絡んでくるんだけど、
なにしろスープはかなり減っていて、かなり濃厚なもんだから、
ほとんど和え麺・まぜそば状態。
スープに馴染ませない方がウマいんじゃない?
ウソウソ、そりゃまあ、はじめからこの状態だったらウマく感じないかも
しれないけどね。1玉食べたあとなら、そんなんもアリですよ。
てことで、紅ショウガももう入れちゃう。ゴマも入れちゃう。
最後は豪快に混ぜてからいただきました。


おわかりですね。
さきほどのオーレグラッセと同じことをしてたわけです。

考えてみると、わたしはカレーライスでも同じことをしてます。
ルウだけ、ライスだけ、一緒に口に入れて、皿の上で軽く混ぜて、
グチャグチャにして…って、何通りも変えながら食べます。
定食だろうと焼肉だろうとカツ丼だろうと酒だろうと同じようなことをします。

そう、「口中調味」が大っ好きなんです。

「食べ手は最後の料理人(ラスト・シェフ)」っていいますからね。

…いえ、わたしが作ったんですけど……。

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