2007年10月07日
ラーメン界の黒船
誤解されがちだが、「ラーメン女優論」は書斎派の学問ではない。
フィールドワークあっての実践的学術であり、経験・実感を伴うものである。
つまり食べていない店については俎上にあげないのが基本ルールだ。
だから、これでようやく言える。
「アイバンラーメンはリア・ディゾンである!」と。
アイバンラーメンは、アイバンさんというアメリカ人店主が、
映画「タンポポ」に感動し、来日や地元での料理修行の末に
開いてしまったラーメン専門店である。
それでリア・ディゾンじゃ、まんまじゃね−か!と言うなかれ。
この店の紹介文を読むと、たいがいこの枕詞で始まる。
「外国人店主ということばかり取り沙汰されるが…」
…どうしてどうして味もちゃんとしている、という着地点だ。
外国人店主という上っ面ではなく、味を強調しているように見えるが
ほんとにそうだろうか?
「外国人店主なのに凄い!」と言わなくても、
上記の枕詞ををつけるだけで充分「外国人店主」をアピールしている。
本当にそう思うなら「外国人店主」に一切言及しなきゃいいのだ。
わたしはむしろ逆である。「外国人店主」、そここそが気になる。
ポイントは、情熱と客観的な分析。それを強く感じた。
リア・ディゾンがセーラー服によって話題をさらったことを考えれば
わかりやすいだろう。
わからなくても、人生になんら問題はないが。

